Lenovo ThinkPad T520

GPU
Quadro NVS 4200M
◆ 購入のきっかけや価格

Windows 7 SP1が出たこと、Lenovo ENHANCED EXPERIENCE 2.0を使ってみたかったこと。
Intel HDG 3000の性能とNVIDIA Optimus Technologyとの組み合わせを試してみたかったこと。
もし、Optimusの動作に不満がある場合でも、ThinkPadなら内蔵、ディスクリート固定ができること。

NVIDIAのGPUはQuadro NVS 4200Mですが、選択肢にないため、
GPU名称はIntel HDG 3000で登録、クロックはQuadro NVS 4200Mのものを記入してあります。

◆ 体感速度の変化

SandyBridgeとSSDの組み合わせは、何をするにも速く快適です。
Windowsの起動も速いですが、それよりシャットダウンの速さに驚かされました。
作業環境を保持する必要がなければ、スリープや休止状態を使うこともなさそうです。
EE 2.0は使い続けても効果が持続するということなので、これから確認していこうと思います。
ベンチマークは重い処理にあまり向かない結果になりましたが、自分の使用用途では十分です。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

ノングレアFull HDの液晶は、色ムラやギラつきもなく非常に快適です。
上下の視野角は広くはないですが、正面から見る分には何も問題はありません。
輝度は最大にあげるとかなり眩しく、適当に下げて使っています。
発色は今まで使ってきたどのノートの液晶よりも鮮やかに見えています。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

ThinkPad伝統の7列キーボードは配列、キータッチ、トラックポイントが文句なしに最高です。
タッチパッドは誤操作を防ぐためBIOSで切っていますが、ザラザラした感触は嫌いではありません。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

キーボード両横のスピーカーは可もなく、不可もなく。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

非常にガッチリしており、これまでのThinkPad T/Wシリーズ筐体で一番堅牢だと思います。
ウルトラベイ・エンハンスドのドライブを取り外しても、キーのたわみはありません。
写真で見るとスピーカー部が目立って不恰好なのですが、実物は筐体に溶けこみ、よい感じです。
強いて気になる点を上げるとすれば、PoweredUSBは筐体右奥でなく、左側面にあって欲しかった。
また、ウルトラベイ・エンハンスドは着脱時に裏返す必要があり、ウルトラベイ・スリムより面倒です。

◆ 排熱:筐体の温度

通常使用時はほとんど表面からの発熱を感じません。背面もヌルい程度です。
消費電力の高いGPUや別チップのUSB 3.0を搭載しなかったおかげだと思います。
ただし、高負荷のベンチマークなどを動かすと、パームレストの左側がほんのり温かくなります。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ

通常使用時は非常に静かです。ファンが停止していないかと排熱口を確認したくらいに。
高負荷時にファンが高回転をしても、不快な音に感じることはありません。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

底面の前、右、左の角が切り落とされており、持ちやすく表裏を間違えにくい、作りだと思います。
ACアダプタは過去機種と同じ90Wのタイプです。行き先毎に置くようにしています。
標準の6セルでなく9セルバッテリーを使っていますが、形状、装着時のバランスがよいと思います。

◆ その他

予備のトラックポイントキャップが標準添付されず、ちょっと残念ですが、その分、安いと思えば。

◆ 総評

頑丈、低発熱、低騒音のノングレアFull HDノートとしては、現時点でのThe Best of Bestだと思います。
とはいえ、重い3Dゲーム、BDコンテンツ、USB 3.0を使いたいという方にはオススメしません。
また、DirectX11に拘らないのであれば、Core i5の内蔵グラフィックモデルでも十分かもしれません。