評価 | |
GPU | Intel Atom (GMA3150) |
CPU | Atom N500 |
DRAM | 2 GB |
OS | Win7 x86 |
投稿者 | であ | 2011-07-03 15:00:58 |
最近Atomが新しくなって、ノートにも2コア4スレッドの物があるとのこと
どれくらい使えるのか試してみたくなりましたので購入。マウス付きで29800円。
現在は35000円位になってますね。
windows7はスターターです。壁紙がwindowsの旗なのが嫌なので「むりかべ」で変更しました。Office Personal 2010 2年間ライセンス版付属です(LibreOfficeが軽いのでそちらを使ってます)。
◆ 体感速度の変化
いくら4スレッド動作と言ってもcore iとは全然違いますね。
一応Youtube 1080p動画はダウンロードさえ終わってしまえばコマ落ちなく30fpsで表示できます。ニコ動の弾幕はちょっと引っかかります。
N570の性能は比較サイトなどを見るとAMD V140のちょっと上、celeron900には及ばない結果となってます。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
まぁ普通のLED液晶です。視野角は狭いですし、発色もそこそこ。輝度は十分なります。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードは右端の記号キーがかなり幅狭です。キートップは扁平な板って感じ。主要キーは17×15mmくらいで、長い文章を作るにはちょっときついかな、って感じです。
タッチパッドはMulti-Gesture機能を持ってて、タブレットのようにタッチパッド上でピンチイン、ピンチアウトができます。これは便利かも。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
音割れはしませんが、いい音ではないです。一応ステレオですが、ハウジングが取れないためか平坦な音です。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
本体が小さいだけ強度はそこそこあるように思います。液晶の片側を持ち上げても捻じれる感じはありません。質感はネットブックとしてはいいほうだと思います。天板も綺麗なのですが、なぜ天板全体に大きな文字で「ASPIRE one」のロゴが入っているのか、そして「o」を中心になぜ同心円状の起伏を作ったのか、と。これさえなければケレン味のないいいデザインだと思うのですが・・・。
(管理人追加)
コネクタは右側面にUSB×2とヘッドフォン、マイク端子、メディアスロット。
左側面にはUSB×1、VGA端子、Ether端子、排気口があります。HDMI端子はありません。
◆ 排熱:筐体の温度
左パームレストが少し暖かくなります。タッチパッドも若干熱を持ちます。
負荷をかけるとファンが結構回りますが、そんなには気にならない程度です。
◆静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
基本的に静粛性は高いです。負荷をかけるとファンが結構回りますが、ネットブックには大して負荷をかけるようなことはさせないでしょう。解像度の関係かほとんどのベンチマークゲームは動きませんし・・・
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
重量は1.2Kgと軽いです。セカンドマシンには最適な重さかも。ACアダプタも45Wの小さなものです。バッテリーは6セルですからカタログ値の8時間は無理としても6時間くらいは平気で持ちそうです。
◆ その他
いつものように買ったら何を置いてもメモリー増設とSSD載せ替えをするのですが・・・
この機種はまずキーボードを外して、その下に4本裏蓋を止めるビスがあり、それを外してからうらぶたをあけるのですが、けっこう爪で裏蓋が頑丈に本体に引っかかっており・・・用心して開けたつもりでも爪を3本も折ってしまいました。
裏蓋さえ開けば交換は容易です。メモリースロットは1本しかありません。最初4GBモジュールを挿しましたが認識せず。2GBモジュールは認識してくれました。HDDも固定されているわけではなくすとっぱーで挟み込まれているだけです。
◆ 総評
最近のネットブックはなかなかに性能が上がってますね。
あとは画面解像度の制限さえなければいいものになる気がします。少なくとも現在のwindows7で使うのであればタブレットよりはずいぶんとましです。