ヒューレットパッカード HP Pavilion dv6-6100CT

評価
GPURadeon HD 6770M
CPUCore i7
DRAM8 GB
OSWin7 x64
投稿者dempsey r0ll
2011-09-09 03:32:58
◆ 購入のきっかけや価格
・4年前に購入したdynabookのAW6から買い替えです。他社は2630QMにGeforceの組み合わせが多い中、Radeonを搭載したこの機種がコストの割に性能が高かったので購入を決定。

・エンコードなどを考えると、デスクトップのほうが良いのかなと思ったのですが、
ワンルームマンション・計画停電など、様々な理由から踏ん切りがつきませんでした。

・価格は、プレミアムラインにフルHD液晶とオフィスHBを付けて、85,680円でした。
加えて、前のPCをソフマップで売ると、キャッシュバックがあるみたいなので、実質はもうちょい安くなります。
なお、メモリをAmazonにて8GBを購入し増設しました。


◆ 体感速度の変化
・SSDをケチったので、低負荷時はCore2の前機種と比べてあまり変化ありません。

・負荷のかかる処理では圧倒的です。2630QMはモバイル向けとはいえ、スコア的には前世代のデスクトップ向けCorei7(Lynnfield)程度の性能があるようなので、エンコードさせれば速度が出ます。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
・ゲームはしないので動画再生だけのチェックですが、ともかくブルーレイがフルスペックで再生出来るのがポイントです。

・ただ、解像度が高い割に発色や応答速度がノートPCって感じなので過度の期待は禁物です。この解像度が高い液晶は表計算とか向きかもしれません。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
・テンキーが付いていて便利かなと思いきや、「エンターキーは筐体の端」と体が認識しているため、ミスタイプします。

・タッチパッドはどこにでもあるようなものでした。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
サウンドはノートPCにしては音が豊かです。安売りの外付けスピーカーは必要ないですね。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
・この価格帯のノートPCにしては高級感があります。低価格のBTOノートPCって感じはしないです。

・USBの端子が左右合わせて4つあります。このうち、HDDのアクセスランプがある右側はどうも内部で分岐させているもののようなのか、ある程度電力を必要とする機器を接続しても機器が認識されなかったりします。

◆ 排熱:筐体の温度
・負荷が軽い作業(ブラウジングやフルHD動画再生)ではほとんど熱を持ちません。

・排熱はあまりよろしくないです。CPUとGPUに負荷をかけると、すぐに筐体が熱くなります。出来れば外付けのファンなどを使って冷却したほうが良いです。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
・高負荷時は冷却ファンの音が気になるレベルです。私は、加えて別途外付けのノートクーラーを付けているので、音がスゴイ事に・・・。よって、エンコードをする時は、外出時のみです。

・負荷が軽い作業ではファンの音がほぼしなくなります。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
・120WのACアダプタなので、それなりデカいです。

・家の中で持ち運ぶ程度は問題ありません。デスクトップ代替ってやつですね。

◆ その他
・GPUの切り替えはソフトウェアで処理するようですが、低負荷時はRadeonでも熱をもたないので、BIOSの設定をRadeon固定にして使ってます。

・ファンが五月蝿いのと筐体が熱を持つことを不安に思われるかもしれませんが、一応CPUとGPUが高負荷になるエンコードを6時間ほどしてみた所、フリーズなどはありませんでした。

・メモリ交換の際、ネジ止めでないカバーをマイナスドライバー等でバキバキとはずす必要があります。精神衛生上良くないので、気になる人は多少高くても、BTOで増設しておくのがいいです。

・外資系メーカーのPCなのでサポートは極限まで削られています。

◆ 総評
コストパフォーマンスと性能のバランスがとても優れています。ただ、性能の割に筐体が小さいのか、排熱が追いついていない印象です。
私の場合エンコードが主な目的ですので、PCの側から離れる事が出来ますが、負荷の高い3Dゲームを長時間プレイするのはちょっと無理があるかもしれません。