ドスパラ Galleria QF560

評価
GPUGeForce GTX 560M
CPUCore i7
DRAM16 GB
OSWin7 x64
投稿者ピエール
2011-10-09 19:54:03
◆ 購入のきっかけや価格
1週間前に購入。知人が買い換えを考えていたので調べていたらeSATAの端子が青かったのでパワードかと思い店舗に行ったら買ってしまったという感じです。

◆ 体感速度の変化
デスクトップにかなり近づいてきたように感じる。現在売っているものとは比較にならないが、ノートなら頭一つ出ていると思う。このクラスならばSSDにしないのはもったいないくらいスペックが良い。
現在使っているノートがVAIOZで外部にGPUのやつだがあれよりは格段早く感じた。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
視野角は狭いわけではない。発色もきちんと黒が出ているからゲームをしていると気持ちよく感じられる。多少青の出が良すぎる感があるのは今時の液晶と言うことで許容範囲内。輝度は最高にすると目が疲れて気が付くとゲームをやめてしまうことがあるので3/4くらいでプレイするのが良いと思う。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
Lenovoのキーボードに触れたことがある人であれば、違和感しかない。
ゲーム用と割り切れば何の問題もない。Fnキー+でというところはメジャーだがキーにプリントしてあるマークに独自性を出そうとした結果なのかは不明だがワイヤレスのON/OFFが最初解らなかった。
電源の両サイドにあるショートカットキーは左側がダミーになっているので多少値上がりしてもカスタマイズ可能なショートカットキーとして設置して欲しかった。
右ショートカットキーに付いているWindowsマークは、Windowsキーを無効化にする機能だった。欲しかった機能であったのでうれしく思う。もう一つがWebカメラのON/OFFだったんだが必要性が感じられない。
タッチパネルはさらさらしていて扱いやすい。付属ドライバでいじれる部分が多いのも高評価だと思う。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
秀でているものはないが損なっている部分もないと思う。ノイズは入らず減点するべきものもない音質。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
筐体の強度は一般的と言っていいと思う。ソフトケースに入れて持ち運んでも問題ない程度。ぶつけたりしたら心配しないといけないという強度。
質感はカーボン仕様ですみたいなプラスチックといった感じ。横に溝が刻まれているので汗でのべたつきなどには良いかもしれない。コネクタは十分そろっているので現時点では足りないということはないと思う。

◆ 排熱:筐体の温度
GTX560Mの恩恵かとても暖かい。このクラスであれば放熱がすごいのはデフォルト仕様という感じがあるので特に気にしなくても良いと思う。触れる箇所で熱を感じられるのは左上のキーがないところのみ。本当に気にしなくて良い。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ゲームをするとファンがフル回転。放熱のためのファン付き冷却台を使用しているユーザーであれば聞き慣れているファンの音が確実に聞こえる。音楽再生中であれば無視できる程度ではあるがFPS中に音量を抑えてプレイしていれば聞き取りが厳しいものになるかもしれない。光学ドライブは普通のノイズ音量だと思う。筐体のぐらつきもない。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
モバイル性能はまったくない。ACアダプターが拳2つ分の大きさがある。バッテリーはオフィシャル発表の半分以下といったところだった。
ゲーム用のノートであればしょうがないで割り切るしかないと思う。

◆ その他
拡張性能だが裏が綺麗に開くのでいじりやすい。裏の蓋を外す際に壊れる覚悟が必要になるほどの力業になるのは本当に肝を冷やす。ExpressCardがないのでこれ以上の拡張が必要、長いスパンで使用したいといった要望があるユーザーには致命傷という感じがある。

◆ 総評
良くも悪くもゲームマシン。
13.5万でこのスペックであるならコストパフォーマンスはすごいの一言に尽きる。
今の時期でゲームをノートで最大限楽しみたいと思うのであればこれで問題はないはず。このサイトの趣旨にも合致するノートPCの一つだと思います。
その反面、仕事や学業と兼用といった人にはお勧めは出来ないと思う。
基本的にホームノートなので。
HDDが標準で2台載る筐体というのもある程度高評価につながっているポイントと思う。
ベンチマークは公式発表と大差がないので省きました。