デル Alienware M18x

GPU
GeForce GTX 580M x2
◆ 購入のきっかけや価格
事の始まりは、4GamerのM17x R3のレポートがきっかけで、120hz液晶に興味を持ち始めたことでした。あくまでも応答速度の速さとリフレッシュレート120hz表示が目的なので、その恩恵を受けるにはそれを活かせる3D描画能力が必要です。
しかし、580一枚では微妙。M18xの値段が3D液晶のM17x R3とそんなに相場が変わらない事がわかり、いつのまにか絶対的性能を求めてM18xまで食指を伸ばしてしまいました。
PhysX目当てもあったため、あくまでもGeforce一択。600Mシリーズのハイエンド(GK104ベース?)がまともにそろうのは、2012年末か2013年?と勝手に予想。
M18x R2だろうが、Ivyだろうが、欲しい時が買い時。ボーナスも出たしまぁいいやと、気が大きくなっていたので、もうM18xを買っちまおうと決心。
決心したはいいのですが、日本のDELLはぼったくりと言っていいレベル。基本CPUの違いこそあれど、USでは$1999スタートで580MSLIが+$600、対して日本では約23万スタートで580MSLIが約+12万。(そういや、日本人の6割が円高の恩恵が感じられないとかアンケート結果が出ていましたね)
なにかとUSキーボードの方が都合がいいし、日本のサポートも別に必要ないし、円高を生かす為US DELLで購入する事に決定。

US DELLは日本に直送してくれない上、前回「日本在住の日本人だけど、転送使うよー」と自ら申請して直接DELLに注文したら、輸出手続きとやらだけでも1ヶ月以上待たされた事があるので、今回は購入代行業者さんを利用しました。
OSは手持ちのものがあるし、CPU・メモリ・HDDは自分で乗せかえるので、必要最低限で構成(580M SLI+Wifi+クーポン)して2639ドル。業者がオレゴン州だったのでTAXもなし。代行手数料含め日本円で22.2万円の支払い。
それに送料と消費税を合せて、合計で24.4万円となりました。(関税はもともと無し。税関に個人使用を申請していれば、もう3kくらい安くなるはずなのですが、書類がめんどくさくてやめました)
代行発注から約3週間での到着です。(そのうちの1週間は代行業者都合で遅れてしまいましたが)

ビデオカードは自分で交換したほうが高くつくので、それだけ構成。(wifiはセールやっていたのでつけました)購入した数日後に-100ドルクーポンをやっていましたので、1899ドル~で入手する事も可能だったようです。しかも、購入時は580M SLIが650ドルだったのに、いまや600ドルです。


◆ 体感速度の変化
M17x R1からの乗り換えですが、やはり全体的に早くなっており、RAMディスクの速度が倍くらい早くなりました。SSDに乗せ買え予定ですが、そちらの恩恵が楽しみです。
ただし、さすがにCPUが足を引っ張っている感がありますが、SSDによる体感速度の向上がすさまじいです。
各種ベンチは完全にCPUが足を引っ張っており、GPUの使用率も常に低くなってしまっていました。


◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
M17x R1と比べると、横に伸びた。という感覚です。本体も、奥行きが変わらず、指1本分くらい横にながくなっていました。バックライトのムラも無くなっており、非常に見やすいと感じました。ただし、バックライトがまぶしく、最低にしてやっと目を細めずに見れます。
発色も全体的によくなっており、LEDの明るさを落としていても、はっきりとものが見えるようになり、視認性があがりました。応答速度もあがっているように?感じます。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
とりあえず、左のマクロキーが微妙です。ESCや`キーと間違えて、マクロキー切り替えを押してしまう事が多々あり、慣れが必要です。

また、M17x R1と同じで同時押しに難アリです。(M17x R3でも同様のようです)
FPSでは、しゃがみ(CTRL)つつ、左(A)に移動しつつ、ジャンプ(SPACE)してものに飛び乗る。等の3つのキーを同時に使う事ができなかったります。が、M18xでは同時に使えないキーが変わっているようです。
だとしても、ゲーマー向けノートとしては、配列等以前の問題です。ゲームによっては、キー設定を変えないとゲームにならなかったりします。


◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
M17x R1と比べればマシですが、「ノートにしてはマシ。っていうか、18インチなんだからもうちょっと余裕なかったの?」くらいの印象です。どのみち外付けスピーカーを使っているので気になりません。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
筐体のずっしり、がっちり感は相変わらずです。配置が微妙に変わり、USB等の良く利用するものは奥側に配置されていたりと、少しは使いやすくなっています。
サイズのせいなのか、M17x R1より軽く感じます。実測値を調べていないですが、実際に軽いのかもしれません。


◆ 排熱:筐体の温度
さすが。といったところでしょうか。
CPUが最低の2670QMなので、元より廃熱は少ないのですが、たぶん冷えています。Primeを動かしても70度に届かないです。
それとは別に、580Mの廃熱が追いつかずスロッティング(熱が閾値を超え、自動クロックダウン)を起こす問題が指摘されています。(閾値が低いせい?)
カスタムBIOSを導入して対処しました。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
M17x R1と大差ないです。通常利用ではそんなに、耳障りでもないですし、通常利用ではありえないほどの負荷を掛けさせた際の強烈に冷やしている感は、むしろ安心感に繋がる程です。
実際にモニタリングソフトで見ても、温度は安定しています。


◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
このクラスには関係ない感じです。
18インチが入るバックがあり、人の手で持てるサイズ・重さであるだけで十分です。年始の帰省時には大活躍することでしょう。
330Wの巨大アダプタは、むしろオーバークロックの強い味方です。


◆ その他
DELLでのBTO時、CPUがQM系かXM系かでヒートシンクが変わります。
そのヒートシンクはヒートパイプが1本から2本になり、放熱用のフィンがアルミから銅になっており、放熱効率がアップしています。
こちらは本体より先にebayで入手してしまいました。CPUの乗せ変え時にヒートシンクも換える予定です。
この後、CPUを2920XMへ、メモリをPC-12800 4GBx4にし、OCの調整をする予定です。調整後、追加でレポートをあげたいと思います。(SSDはM4に乗せ買え済み)
※総予算は30万以内の予定


◆ 総評
あいかわらず、ゲーマー向けというわりには、微妙にツボをはずしてくるシリーズで、「ゲーム向け=高性能」は体言していますが、「高性能=安定性」とは行かない感じです。
かなり癖があり、ある程度調べる事ができない方には、ちょいときつい機種かと思います。