ドスパラ Galleria MR6

評価
GPUGeForce GT 540M
CPUCore i7
DRAM8 GB
OSWin7 x64
投稿者ironsand
2012-01-11 00:24:09
◆ 購入のきっかけや価格
2011年末にドスパラweb通販の中古コーナーでGalleria MR6が妙に安い値段でたくさん出ていたのですが、これのCPUが公式の構成ではラインナップにないPentium-B950(2.1GHz)という品。
なんか妙だなと思いつつ、HDDとOSがついたベアボーンと考えても安い\39,800というお値段に負けてポチってしまいました。

ちなみに構成は以下の通り。
・CPU: Pentium B950(2.1GHz)
・MEM: 2GB DDR3×1
・HDD: 500GB(HTS547550A9E384)
・DVDスーパーマルチドライブ
・Windows7 HP 64bit
上記以外はドスパラ公式構成準拠です。


◆ 体感速度の変化
Pentium B950は同クロックのcore2程度の性能のようです。
WEIのCPU値は「5.9」でした。

起動確認後に別途入手しておいたCore i7 2720QM相当というES品(Q154)に換装してあります。
このQ154という石は初期ESらしくOS側からモデルナンバーは見えません(CPU-Zで見るとCore i7 2670QMと表示されます)。
ついでに製品版の2720QMでは6MBのはずの3rdキャッシュが8MB乗っている不思議な石です。
一週間ほど常用した範囲では特に問題なく使用できています。

メモリは馬鹿のように安いので当然のように4GB×2に交換してあります。
ここまでの追加投資が約\15,000。

CPUとメモリを換装した状態での体感速度は、先にレポートを投稿したHP dv6-6100と変わりません。


◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
LEDバックライトで輝度が不足するわけも無く。
視野角は他の所有機と比較して広いような気がします。
安物機種ばかり渡り歩いていますので、他の人よりかなり評価が甘くなっていると思いますが液晶については比較的いい印象です。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードはたわみがひどくはっきりと悪い印象です。
組み立て精度も悪くキーボードユニットが外れかかった状態で納品されてきました。
配列も15インチサイズでテンキーつきなので良くはないですね。

タッチパッドは良くは無いけど使い物にならないわけでもないという程度です。


◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
本体スピーカーは基本的に常時ミュートなので未評価です。
オーディオ端子はイヤホンをつないだ状態で若干ノイズが入ったのが少し気になりました。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
完全にプラスチック筐体で質感についてはまったく考慮されていません。
プラモデルのような安物感が漂っています。
強度については据え置きならば特に問題の無いレベル。もともとモバイルはほとんど考えない機種でしょうからこれで十分でしょう。

コネクタ配置はコメントする気も失せるほど劣悪です。
なんで全部手前側に配置するかな・・・。


◆ 排熱:筐体の温度
排熱は比較的良好です。
筐体の温度もそんなに上がりません。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
良くも無く悪くもなく。
他の所有機とほとんど変わらないレベルですね。


◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
モバイル用途で使用する機種ではないでしょう。
ACアダプタも大きめです。


◆ その他
購入前に確認していなかったのですが、nvidia optimus「非」対応だったのはうれしい誤算でした。
LinuxOSではoptimus対応がいまだにほとんど進んでいないため、まともに使おうとすると非常に苦労するのです。

15インチクラスにまでスイッチングGPUを採用する必要はないと思うのですが、なぜか採用機種のほうが多いですよね。

◆ 総評
定価で買ったら後悔しそうな機種ですが、トータルで\55,000程度で買えたので満足度は高かったです。
年末年始の玩具にもなりましたしw
まああまり人にはお勧めできませんけどね。