ヒューレットパッカード HP Pavilion dv7-6b08TX

GPU
Radeon HD 6490M
◆ 購入のきっかけや価格
引越しが近く、デスクトップPCを早めに片付けたい&タブレットPC(ICONIA TAB W500)では力不足なため
HPの通販で送料込み\59,850でした。
なお、メモリ増設キャンペーン中でしたので当初から8GBの仕様です。
コスパ重視でi5+Rade6490Mモデルです。

◆ 体感速度の変化
元々Window7のエクスペリエンスインデックス&スペック上同等の自作PCとの比較ですが、
若干応答が向上しています。
自作PCはPhenom II 905eを使ったもので、この機体より数値上はHDDを除いて0.1~0.2程度上です。
ベンチマーク等以上に快適なPCと言えます。
自作PCでは用途別にHDDを分けていましたが、
そういうことをしなくてもHDDが十分な速度を持っています。
近年の7200rpm仕様のHDDは速いんだなと感じました。
解像度は1600*900と十分な広さですが、画面が大きな分ドットが大きいため、
よほど視力が悪くなければ細かくて見えないという心配は少ないです。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
LED液晶の典型的な発色・傾向ですが、画質に拘るタイプではないので気になりません。
色に関して敏感な用途でなければ不満は感じることはないでしょう。
やや視野は狭いです。
ICONIA TAB W500あたりと比較してもすぐ見えなくなりますので、角度調整が面倒と感じる方はいるかもしれません。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
実装されているキーは無難なものになっています。テンキーがつくので便利です。
キーそのものの質感、タッチは悪くないです。
ただし、ファンクションキーの大きさと配置が少し変わっていることと、
デフォルトでアクションキーとして動作するようになっているため、F1~F12の刻印が小さいため慣れるまで不便を感じるかも。
BIOSでファンクションキーとアクションキーの入れ替えは必須に近いでしょう。
机の奥深くに設置しているため、基本的にUSBでキーボードを別途付けています。

タッチパッドはクリック音がやや大きいのと取り付けが少しチャチなためたわみを感じます。
スクロールの反応がやや鈍いです。
タッチパッドに関していえばマウスがなくても一応PCが使える程度と考えるべきです。
(ノートのマウスデバイスはThinkpadの赤ポッチ派なのでタッチパッドには厳しいです。
もっとも、家の机の上に鎮座させておく使い方がメインなのでタッチパッドはマウス使用で気にならないかと思います。
なお、タッチパッドは左上のマークを2連打するとOFFになります。
キー入力中に誤動作等を防げるため助かります。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
ノートPCとしては素晴らしいの一言。
音割れやこもりもなくきれいに再生します。音量もかなり大きめでしょう。
ノートPCのサウンドは低音を感じることは皆無なのですが、ウーファーのおかげで低音~中域にノートらしからぬ厚みがあります。
もちろん、本格的なオーディオや比較的値の張るスピーカと比べてはいけませんが・・・。
この価格のノートに搭載されるサウンドとしてはトップレベルでしょう。
ノートPCでこの機種を上回るサウンドが望めるのは
国産家電メーカが発売している各種AVノートぐらいじゃないでしょうか。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
筐体の質感や強度は十分でしょう。サイズのわりにすごく軽いです。
USB3.0*2 USB2.0*2 D-Sub*1 HDMI*1 ヘッドフォンジャック*2 外部マイク*1
が左右に振り分けて配置されています。
液晶のヒンジ構造上、左右に振り分けて配置するしかないためしょうがないですが、
本音を言えば後ろに2口ほどUSBがほしいところ。
eSATAもあれば・・・。

◆ 排熱:筐体の温度
左右のパームレストで温度差はありますが、熱いと感じることはないです。
夏になったらまた印象が変わるかもしれませんが・・・。
裏面は触ってないのでわかりませんが、キーボード外周部を触っていく様子では、
極度に熱が篭っている印象はありません。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
外部GPUを使っていると冷却FANが最静モードにしてもそれなりの音で動きます。
HDDの回転音が静かな部屋では気になるかもしれません。
何か音楽を再生していたり、エアコンなどがついていれば気になるほどではないです。
光学ドライブは特に何もしていないのにカタッと鳴るという話もあったのですが、
光学ドライブにアクセスするアプリケーション(itunes)などが起動したり、アクティブになると起こるようです。
普通に放置して鳴るといったことはありません。
書き込み・読み込みの音は普通(?)でしょう。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
大きさのわりに軽いので、帰省時にも気兼ねなく持ち帰れそうです。
普段からこれをモバイルするのは少し無理があるでしょう。
可搬性とは反対に、バッテリーはやたらと長持ちします。(CPU内蔵GPU使用時)
公称5時間程度ですが、itunesで音楽再生だけして放って置いたところ3h以上再生していました。
再生して放置なので、ほとんどの時間がディスプレOFFなのですが、いざバッテリー駆動となっても使える点は評価に値します。
この手の大型ノートは2h持てばすごく持ったと言えるレベルなので。
なお、ネットゲームを起動しておいたところ、1時間30分~2hほどでバッテリ残量が15%ほどに。(外部GPU使用)
内蔵GPU使用で映画1本程度なら余裕でバッテリーが持つでしょう。

ACアダプタからノートPCへ伸びるケーブルはやや太いです。
硬さは太さにしてはやわらかいです。
消費電力が大きいためしょうがない部分ではありますが、
ACアダプタの筐体そのものは小さめです。
ただし、ACアダプタへ接続するAC100Vケーブルが悪名高いミッ○ーケーブルです。
PC自体がでかいので今更気になりませんが、12型以下の液晶を搭載したモデルにもこのケーブルが付くため、この点は疑問を感じます。
Thinkpadシリーズのようにメガネケーブルを採用するか、独自仕様でスリムな可搬性に優れたミッ○ーケーブルを使用してもらいたいところです。
廉価なモデルにも一貫してコンパクトなACアダプタとケーブルを採用するThinkpadとの違いが見える1コマでした。
ACアダプタの仕様と、PC本体の大きさを考えるとアメリカンモバイルというやつかも・・・。

◆ その他
指紋センサがついているので、共用PCにしてもPASSをいちいち入れなくてもいい等々便利かもしれませんね。

◆ 総評
普段ノートを持ち歩かず家で使う人にはうってつけでしょう。
バッテリ駆動でもDVD1本程度の時間ならリビングで大画面TVにHDMI出力等もできます。
家の中であっちこっちでPCを使いたいが性能もほしいというニーズにぴったり。
性能的にもヘタに自作したり、デスクトップPCを買うよりも期待できます。
特徴を一行で言うならコストパフォーマンスが非常に高いといったところでしょうか。
本来は5を付けたいところですが、デカイPCは性能が良くて当たり前であること、
安いには安いなりの練りこみの甘さを少し感じるため4です。
少なくとも致命的な不満を抱えることは無いと思います。
長くなりましたが以上です。