評価 | |
GPU | GeForce GT 650M |
CPU | Core i7 |
DRAM | 8 GB |
OS | Win7 x64 |
投稿者 | わんこ | 2012-07-04 16:52:47 |
Epson Endeavor NT9500Proからの買い替え。
Epsonの新機種が今一つ不満で、たまたま見つけたこの機種を衝動買いしてしまいました。
◆ 体感速度の変化
マルチスレッドをフルに利用する囲碁ソフトでは、比較にならないほど速度が上がります。
SSDをディスクキャッシュとして利用する構成を選択したので、アプリケーションの起動速度はかなり早いと感じます。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
普通に見やすい画面ですが、初期状態では青カブリが酷くて疲れます。
『グラフィックプロパティ』の色調整を弄って、自分の目に合うように変更すれば問題ありませんでした(ここで設定した時だけ、ビデオアダプタが切り替わった時にも調整内容が引き継がれるようです)。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
配置や操作感は悪くないと思いますが、個人的な教訓により本体の入力インターフェースは極力使用しないようにしています。USBポートに余裕があるので、外付けキーボードを使っても困ることはありませんでした。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
ノートPCとしては、音が良いほうだと思います。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
底面の剛性にやや不安がありますが、すぐに問題となるような事はなさそうです。目に見える面の質感はとても良い感じです。コネクタ配置も使いやすいほうだと思います。一つだけ気になったのは、LANアダプタの蓋が邪魔なことくらい。
◆ 排熱:筐体の温度
室温26度にてベンチマークテストを連続実行した後では、
・CPU最高温度:89℃
・GPU最高温度:70℃
まで上昇しました(CPUID Hardware Monitorの計測値)。
CPU使用率が高いときは、左側面奥側からかなりの強風を吹き出して排熱します。温度が上がってくるとすぐにファンの回転数が上がり、温度が下がり始めるとすぐに静かになります。排熱効率は悪くない感じです。
熱源は、高温部が筐体の左側1/3全体に集中しており、それより少しぬるい部分が本体中央部左寄りに広がっています。私はファン位置を変更できるPCクーラーを使っているので気になりませんが、一般的なクーラーでは冷却効率に難があるかもしれません。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ドライブ駆動音を気にした記憶がないので、多分静かなほうだと思います。
冷却ファンは、CPU使用率に相応の音量と言えるのではないでしょうか。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
17インチ級のサイズ、3kgの重量、巨大なACアダプタ等、最初から持ち運ぶことを考える余地はありませんw。
◆ その他
Geforce GT650Mは、最新ゲームを1920x1080でゴリゴリ動かすつもりなら痛い目に遭うかもしれません(今冬に出るSimCityなどは厳しそう・・・)。
◆ 総評
3D性能はDellのAlienware M14xR2に近いので、ガチのゲーマーでなければ十分な実用性を持っていると思います。広い画面で作業する機会が多い方にとっては魅力的なマシンではないでしょうか。