パソコン工房 LESANCE CLG691 TYPE-GX

GPU
GeForce GTX 680M
PSO2が出てベンチマークを回してみた結果、Aspire 5745DG改では性能に余裕がないと思い、購入に踏み切りました。
注文から2日で届いたものの、初期不良があった上に修理に出してからが2週間ほど連絡もなく待たされる結果に…。
価格は5月末当時で19万円程度でした。

まぁそんな感じで正直に言ってサポートは期待できないと思ったので即改造に踏み切りました。
SSDへ入れ替え、メモリが標準ではDDR3-1333だったのでDDR3-1600 CL=9へ入れ替え、
Sound Blaster Axxの増設、GPUをGTX680M 4GBへ入れ替え等で+10万程度の追加投資をしてます。

◆ 体感速度の変化

i7 640M(2.8GHz/TB3.46GHz)+GT425MのAspire 5745DG改からの乗り換えですが、通常使用においてはあまり体感差は感じられません。
ただ、ゲームやエンコード等の重い作業をさせるとやはり速いですね。
なお上記のWindowsエクスペリエンスインデックスのグラフィックスコアはOptimusの影響で実力からするとかなり低くなっています。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

TNパネルですが、視野角はそこそこ広いですし発色も悪くありません。
この価格帯であれば割といい方ではないでしょうか。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

キーボードはバックライトがついていて暗いところでも見やすいです。が、配列は正直言ってかなり頂けません。
Windowsキーが右にあったりしますし、上段と下段の一部キーは幅が狭くなっており非常にタイプしづらいです。
また、右Shiftのすぐ右側に↑キーがあるので慣れないうちは右Shiftを押したつもりで↑キーを間違って押す、という短所もあります。
タッチパッドもホームポジションに対して位置が右側にオフセットしていて
タイピング時に手首が触れてしまい、感度調整なしだとすぐ反応するので使いにくいです。

入力デバイスは本当に大きな短所だと思います。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

THX認証取得と言いつつ、一般的なノートPCと変わらないと思います。ウーファーも付いているはずですが効果は薄い。
Realtekのドライバでイコライザ機能はついていますが音質の調整幅は非常に狭いです。
前のAspire 5745DGではそれなりに調整できたのですが、こちらの方がいいチップなはずなのにイマイチです。
ウリにしているTHX Trustudio Proにしても、正直言って大して音質が変わらないどころかイコライザも無効になるので
個人的にはTHX Trustudio Proはアンインストールしたほうがマシかもしれないと思ったくらいのレベルです。

自分はUSBサウンドデバイスは嫌だったので、Sound Blaster AxxをAC→USBアダプタでの給電で単体駆動させておいて
そこにPCからライン入力→ヘッドホン出力という風にしています。
このサウンドデバイスはUSB接続時の設定を本体に記憶できるので、このように単体のアンプ+サウンドプロセッサとして使うことも可能です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

質感に関してはBTOなので期待しませんでしたが、そこまで安っぽくもなく悪くはないと思います。
各種コネクタの配置はよく考えられていて使いやすいと思います。
筐体右側にもUSB2.0が1ポートついているのは有線マウスを使う人にとって使い勝手がいいと思います。
映像関係ではは背面にDVI-IとHDMIとDisplayPortがついています。試してはいませんが4画面出力もいけるかもしれませんね。

◆ 排熱:筐体の温度

GTX680Mにしてマシになったとは言え、フルロード時は本当に熱いです。
PSO2をプレイしている時でCPUが90度、GPU90度(GTX675Mの時)/80度(GTX680Mの時)という感じです。
ただ、筐体表面の温度としてはそこまで熱を感じません。
また底面吸気背面排気なので、直接排熱の熱気を感じることがなく割といい設計だと思います。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ

低負荷時のファンノイズはすごく静かです。
負荷がかかれば当然ファンは回りますが、キーンという高音ではないのでそこまで耳障りではないです。
光学ドライブはパナソニックのUJ260が搭載されていましたが、ノート用なだけあって回すとうるさいです。
特に読み込みの多いBD視聴時等の静粛性はあまり期待しないほうがいいかもしれません。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

さすがにこのクラスではモバイル性はありません。
ACアダプタ本体は、普通のタバコを3箱×2段に積んだのと大体同じ大きさです。

◆ その他

GTX680Mを搭載するにはBIOSの更新が必要になります。
そして交換して分かったことなのですが、このPCだと現状ではGPU boostが有効になっていません。
ただ、これからのBIOSやドライバの更新等で有効になる可能性はあります。
AlienwareのPCでのGPU Boost相当までオーバークロックした際のベンチマーク結果も別に投稿してあります。
ドライバ自体もまだまだ成熟度が足りないようで、一部ベンチマークでHD7970Mに大きく水をあけられているどころか
最新ドライバでは一部の古いゲームでパフォーマンスの低下も見られました。
これからドライバが安定してくれば、まだパフォーマンスも上がってくると思います。

◆ 総評

初期不良およびそのサポート体制込で考えると大満足とまでは行きませんが、おおむね満足です。
またGTX680M化は性能向上と温度低下の両面から非常に効果ありでした。
お金はかかりましたが、現時点でこのスペックの15インチノートPCは日本では買えないので良しとします。


------------------------ 追記 ------------------------

もっと突っ込んだ追加レビューを書こうと思っていたのですが
どうしてもCPU温度がかなり気になっていたので、
禁断の液体金属グリスに手を出してしまいました。

といってもLiquidProは垂れたりするのが怖いので
LiquidProより性能は落ちるけど粘性を加えてあり
より扱いやすいLiquidUltraをCPUとGPUに塗ってみました。
結果、高負荷時の温度を劇的に下げることに成功しました。

出かけてる間にベンチマークを回しっぱなしにしたので
エアコンオフで室温が30度という悪条件にもかかわらず…
CPU:90度(@室温25度)→80度(@室温30度)
GPU:80度(@室温25度)→65度(@室温30度)
以上のようにかなり温度を下げることに成功しました。
下手なところに付着するとPCを壊すというリスクはありますが
それを補って余りある効果がありました。
熱で悩んでてそれなりの覚悟がある方には(笑)本当におすすめですよ。

あとメモリをDDR-1866 CL=10に交換してみました。
WEIはメモリ、グラフィック各項目が0.1ptアップ。
内蔵グラフィック用メモリの帯域が増すことで
グラフィックスコアの向上にもつながったようです。
が、正直なところ体感はほとんど変わりません。
各種ベンチマークスコアも多少上がってますが
それは時間の関係でまた改めて登録したいと思います。

とりあえずこれで性能面の追求は終わりかな…。