ソニー LuvBook SVP112A1CN

GPU
Intel HDG 4400
◆ 購入のきっかけや価格

今回はVAIO Pro 11で、発売後すぐにソニーストアーで注文、15万円台でした。
用途的には2年前にこちらでレビューしたPanasonic Let's Note CF-S10からの買い替えになります。同程度のスペックを持ち、圧倒的な軽さ・薄さと高解像度を持つ機種が出たため、買い替えに踏み切りました。Pro 13およびタッチパネルの有無は迷いましたが、軽さ重視でPro 11のタッチなし仕様にしました。


◆ 体感速度の変化

モバイル性が大幅に進化した分スペックは前機よりわずかながら落ちたというところでしょうか。
ただSSDはむしろ進化しており、体感速度的には総合的に殆ど違いを感じません。
Windows8になったことにより起動はさらに早くなっています。
自分の用途からすると実用的に十分許容範囲です。欲を言えばPro 13のようにデュアルチャネルのメモリとPCIe接続のSSDは欲しいところではあります。


◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

輝度は暗い方から3段階目くらいのところで常用していますが、調整範囲は十分です。
IPS液晶であり、視野角、発色もノートPCとしては申し分ありません。
11.6インチFHDですが、自分的には表示が細かくても気にならないため100%設定で使用しています。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

キーボードは薄さ・サイズを考慮すれば可もなく不可もなくという印象です。
配列はそれほど癖はないと思います。
タッチパッドはクリックボタン分離型でなく、クリック操作を中心にやや使いにくい印象です。


◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

内蔵スピーカーステレオサウンドであり、音質はこの筐体にしてはまずまずです。
デフォルトでClearaudioがOnになっており、低音などやや恣意的な音に聞こえますが、悪くはないです。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

軽さ最優先の機種のため剛性は期待できませんが、キーボードはたわみます。
ただ、液晶回りの強度は比較的しっかりしていると思いました。
SDカードは刺しっぱなしにしており、底面手前側が斜めになっているためSDカードの一部はわずかに出っ張っていますが、最前部よりは出っ張っていないため特に引っかかることはありません。
ヘッドホン端子やUSBはサイドにあり個人的には使いやすいです。USBは位置はいいですが互いの距離が近すぎるかもしれません。


◆ 排熱:筐体の温度

非常に薄い筐体ですが、消費電力が低めのためか気になるほどの熱を持たないと思います。
自分が普段はあまり高負荷をかける作業をしないのもあるとは思いますが。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ

負荷をかけるとそれなりの高周波を発するファンが回りますが、ブラウジングやオフィスワーク中は殆ど回りません。
光学ドライブは付いていません。


◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

本体重量は実測760g程度(タッチパネルなし)で、非常に軽いです。
ACアダプタも軽めで、充電用USBアダプタがついているのは高評価です。

バッテリは持ちは軽めの用途で5時間程度で、CF-S10の軽量バッテリと同程度の持ちです。
基本的にACアダプタを常に持ち歩いており、前機同様自宅用・仕事場用・持ち歩き用の3つを購入しています。


◆ その他

無線LANは噂通り不安定で通信がよく途切れましたが、アップデートで少し改善した印象です。
画面輝度やバックライトの自動調整、キーボードのマルチタッチは違和感があり、オフにしました。
このあたりはまだ熟成されていないようです。


◆ 総評

Let's Note CF-S10と比較すると薄さ・軽さ・画面解像度・綺麗さは格段に進化しています。
性能はトントンで、剛性やキーボード・タッチパッドの使用感はやや劣ります。
その辺は薄さ・軽さとトレードオフであり総合的にモバイル用途のPCとしては革新的と言えるでしょう。

メモリ容量の少なさが気になりますが、SSD含め換装・増設はユーザー側では基本的に不可です。
将来的にカラバリ、メモリ8GB、SSD 512GBのモデルが出るようならまた買い換えたいと思います。もしPro 13の高解像度化が進めばそちらも検討するかもしれません。