富士通 LuvBook QH55/M(WQ1/M)

GPU
Intel HD Graphics (Gen7)
◆ 購入のきっかけや価格
最近話題の8インチタブレットMiix2 8を触ってみたところ思いのほか性能が良く、これならばとヘビーユースで不満のあったQH55/Jを手放して乗り換えてしまいました。
128GBのディスク容量、純正のケースをプラス、メーカーの電話サポート?(-5000円)をマイナス、割引10%を適用して10万をかろうじて切った値段でした。

◆ 体感速度の変化
Miix2 8でも思いましたがz37xxシリーズは早いです。
なぜatomを名乗っているのかと思うほどです。

ただしMiixでは無かった微妙な引っ掛かりがあります。
たとえば、アプリケーションのインストールや削除を実行すると妙に時間がかかったり(おかげで2度起動することも)、フォルダを開いた際(特にネットワーク上)にファイルを表示した後、ファイルの種類とアイコン情報?に応じてアイコンを切り替えるとき、それが終わるまで場合によってはそのウィンドウが応答なしの表示をしています。
CPUはこちらの方がいい筈なのでCPUに余計な省電力?がかかっているか、ネットワークドライバにまだ調整の余地があるのかもしれません。(AC電源での駆動です。)
富士通純正のステータスパネルスイッチではCPUは高パフォーマンスで、OS純正の電源オプションはバランスですが詳細オプションにCPUの能力を制限する項目はありませんでした。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
液晶は綺麗ですがグレア処理なので映り込みがあります。サードパーティからフィルムが出たら貼ると思います。
明るさや視野角、発色などはまったく問題を感じませんでした。
解像度は感動ですがデスクトップモードで100%の状態では文字が読めないので、ディスプレイの設定はデフォルトの「大きく」にしています。
(もしかするとこの解像度が体感速度の微妙な部分に影響している?初代RetinaのiPad3が失敗作と評されたように。)

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードはありません。あえてソフトキーボードを評価するとコンピュータの簡単操作センターにあるソフトキーボードの方が小回りが利いて使いやすいです。

タッチパネルは反応も良く特に不満はありません。
デスクトップモードでは相変わらずボタンサイズが小さく誤って押すことがあります。(タッチ操作は補助的で本格使用はメトロUIでと割り切るべきなのでこの部分に不満はありません。)

デジタイザは入力位置の指定は確実ですが、あまり使用はしません。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
音は両サイドにスピーカーを持つ形です。前面に向いてるともっといいのですが背面についてるタブレットもあるので仕方ないでしょう。
moraなどのサウンドでは音量60%で高音が割れ始める?かも、低音は重みがないです。
タブレットとしては十分な性能です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
質感はプラスチック感をもう少し高級化した感じです。強度なども含め不満はありません。
コネクタ配置は挿すものはほとんど右手側に備えているので一体感はあります。
ただ防水用のふたは微妙なつくりです。
言葉だけでは説明が難しいですが電源のふたはコネクタ部分のパッキンを中心に外側に反っている感じがします。
(水の中で使用する予定はないので今のところ問題はないのですが。)

◆ 排熱:筐体の温度
ちょっと重めの処理をしただけではほんのりとしか熱は感じませんでした。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ファンレスです。
最近はAV機器の方が大きな音を出しています。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
携帯性は100g前後重くなったようなので落ちたのかもしれませんが、この程度なら問題はありません。
ACアダプタは小さいですが、OUT12V3Aならばもう少し頑張れたのではないかと思います。
また電源は必ず補充しなければならないものなので、ドックのコネクタと同じようなカバーレスでも防水を維持できるようなコネクタ形状(できればQi対応)にしてほしかったです。

◆ その他
NFCは、カードの検出はできましたが、EDYはチャージができませんでした。
EDYのサイト情報を見ると、セキュリティ系のドライバ?が不足しているように見えます。
これが対応しているのは8Proと書かれているのが気になるところです。7ではHomeクラスでも○と書かれているので、無印8に○がついていないのは対応していないことを表しているように思います。
別売りのSONYのFelicaアダプタは無印8.1タブレットで動作します。(ただしこの機種ではまだ試していません。)
これは別途富士通さんが付けてくれれば何とかなるのではないかと思いますがどうなのでしょう。
これもこの機種を選択する要点だったので残念すぎます。

※ 2013/12/22 追記
前回のレポートでNFCで楽天EDYのチャージが出来ないとレポートしましたが、再度サイトを確認すると関連する情報がありました。
FeliCa Secure Clientが入っていないのかと思ったのですが、IEの拡張保護モードが有効だとできないようです。

無事チャージまでできました。
これで電源ケーブル以外は完全なワイヤレス環境が実現しました。


あまり触れられていないかもしれない部分(公然の事実?)としては、純正のカバーは閉じるとスリープします。
確認してみると前面の充電ランプの下あたりのところに磁石に反応するセンサーが入っていました。普通の磁石タイプのようで磁石を近づけると反応します。
ipadやnexus7などと同様で慣れるとこの便利さは離れられません。

コマンドプロンプト(管理者モード)で、powercfg /sleepstudy がエラーを吐かないのでInstantGoにも対応しているようで、今後InstantGo対応のメールソフトでメールの夜間自動受信も期待したいところです。

もっとも重要なゲーム!ですが艦これは、アカウントが作れなかったのでFF11を入れてみました。(うぇるかむばっくキャンペーン中?)
これは!というほど動きます。ためしたのは800x600、変更できるところはLoもしくはdisableにはしていますがウィンドウモードでぬるぬる?でした。人が多いところでは確かに動きがとびますが、倉庫ならば十分にできます。

◆ 総評
今回のQH55/M(WQ1)は富士通の意気を感じます。
いつもの防水は言うに及ばず、CPUにz3770を積んだ上に4GBのメモリ、高解像度の液晶、NFC(動きませんでしたが)、ケースによるスリープなど、今のところほかに並ぶ機種がありません。

ほとんどのタブレットがあきらめる部分を全部のせてきました。

敢えて言うなら、唯一紐付きになる充電部分です。贅沢をいえば非接触充電ですが給電量に問題があるなら磁石式?みたいな充電ケーブルを採用してほしかった。(充電中にも防水しろとは言いません。)
公称15時間?と言っている割に、複数のサイトでの実測8時間弱みたいな評価がなされています。8時間ごとに必ず挿すものですから。

最後に、、、
NFCのEDYチャージがドライバなどで何とかなるなら提供してぇ。
体感速度のもたつきが、過剰な電源制御によるものなら外してください。
バッテリ駆動5時間まで減ってもいいです。
でしょうか。