評価 | |
GPU | Quadro FX 880M |
CPU | |
DRAM | 8 GB |
OS | Win7 x64 |
投稿者 | IKB | 2014-02-02 12:39:33 |
ThinkPad T61(Vista32bit)がモッサリしすぎて不満が出てきた時にgoogle先生に「ThinkPad 中古」で聞いた所お買い得じゃないかな?という憧れのThinPad Wシリーズを見つけたので6万弱にてポチり。
さらにSSD(Intel 335 180G)を13,500円を購入し起動ドライブとし、光学ドライブは取り外してHDDアダプター(0A65623)をLenovo Premium Clubにて購入しSSD+HDD構成、ついでにメモリは余っていた8GBを使用。
以上の構成で動作速度については満足していたのですが、せっかくのWシリーズなのにカラーセンサーが付いていないのが唯一の不満でした。
が、今回W510 46Jのジャンク12,600円を同じ流れで見つけたので移植してみたところ大成功したので投稿いたします。
手間と時間はかかりましたが、合計約9万でCore i7、SSDマシン。しかもカラーキャリブレーション付きというのは格安だったのではと満足しています。
◆ 体感速度の変化
C2D → i7。Vista 32bit → 7 64bit。HDD → SSD。の変化は劇的すぎます。問題は私の使用用途ではCore i7の4コアを使いこなす事が無いのが困ったものです。
◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
T61の液晶と比較してW510の液晶は綺麗でクッキリ、ハッキリしています。いかにT61の液晶がダメダメだったか、というより時代でしょうか。
さらにカラーセンサーを移植してキャリブレーションした所、色味が正確になり感動ものです。これを機会にデジカメのraw現像にチャレンジしてみたいと思います。
◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
ThinkPadクオリティ……文句の言い様が無いです。T61と配列が変わっていますが、ThinkPad USB トラックポイントキーボード(55Y9024)を元々使用しているので問題無いです。
◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
USB DACを使用していますので、未評価。
◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
ThinkPadクオリティ……文句の言い様が無いです。
◆ 排熱:筐体の温度
ThinkPadクオリティ……文句の言い様が無いです。
◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
ThinkPadクオリティ……文句の言い様が無いです。
◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
Wシリーズに軽さやモバイル性を求めていません。が、135WのACアダプタの大きさには思わず笑ってしまいました。
◆ その他
カラーセンサーの移植について
1.ハード的作業:パームレフトを取り外して交換するだけ。
2,ソフト的作業:Lenovo USのサイトからhuey Proをダウンロードしてインストールするだけ。
たったこんだけです。
ジャンクで購入した機体からの部品取りなのでセンサーが壊れていたらどうしよう。という所でしたが上手くいってホッとしています。
液晶背面のキャリブレーションのランプは点灯しませんでしたが、問題無くキャリブレーションできました。ランプへの配線、もしくはランプ自体の移植を行えば光る様になるのでしょうが、正直そこまでは面倒臭いのでやっていません。
◆ 総評
キーボードが打ちやすい。至高のトラックポイントがある。無駄に丈夫……
と色々ThinkPadならではのメリットがありますが、
部品の交換が簡単にできる。というメリットの素晴らしさを再確認できる一品でした。