ソニー LuvBook DUO 11

GPU
Intel HDG 4000
◆ 購入のきっかけや価格

Sonyがパソコンから撤退というニュースはかなり前から知ってはいたのですが、ことここにくると『最後のVAIO』は持っておきべきでしょう、というやるかたないノストラルジーに引き込まれました。
えっとDUO11はSSD512GB、メモリー8GB、core i7-3537Uというお仕着せ仕様です。当然のことながら4月20日はとうに過ぎており、即配使用から選ぶしかなかったんですね~。
その中でも割と性の王のよさそうなものをチョイスしたつもりです。

◆ 体感速度の変化

今自宅でメインに使っているのはAMD A10-6750Mです。trinityの上から2番目のAPUです。ま、単純にTDPの関係で6800Kが乗らなかっただけなんですけどね。それと比較するとDUOのほうがきびきびと動く!!
SSDなんかの関係もあったりするのですが、i7-4500U侮れません。仕事場で使ってるtypeFhはcore i7-2670QMだったりするわけですが、それよりもちょっと機敏!?
typeFにはGF540が乗っかってたりするんですが、ベンチマークをとるとHD4000はGF540の半分くらいの性能しかありません。でも日常用途だと全く変わらない。
OSのせいでもしかしたら軽いかも、ってくらいです。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

液晶は綺麗です。ただ静電容量液晶の上に電磁誘導層があるんでしょうか、IPS液晶としては若干視野角が狭かったりするのです。グレアなため映り込みはある程度仕方ないとして、角度が変わるとなんとなく色調変化が起きます。発色は良いし、追従性もよいため少し残念かな。
輝度は眩しすぎるほど上がります。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド

キーボードは変形ギミックがある割にはしっかり打鍵できますよ。キーが撓んだり、ゆがんだりもしてません。ストロークは浅いんですが、指を滑らせて入力する人(私も含め)には受けるんじゃないでしょうか? ただ一つ、真ん中にあるオプティカルトラックポイントが指の滑りを邪魔します。この面積で何らかのポインティングデバイスを、と考えるとオプティカルポイントしかないのは仕方ないです。ただIBMのポッチみたいに動かすわけではないので、もう少し低くてもよかったんじゃないかしら。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など

音質は結構良いですよ。これだけ小さい筐体で高音がでます。驚きです。スピーカーはキーボードの下に2cm弱のステレオスピーカーがあるのですが、通常なら安っぽい音をかき鳴らして音色なんてどうでもいいじゃん、という感じなのに、これは素直に高音が伸びます。デジタルアンプをかませるとかして大がかりにすればいい音は出ますけど、この筐体でここまで澄んだ音が出るとは思いませんでした。
素直に脱帽。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置

質感はキーボード周りはヘアライン入りのアルミ製、ボディはUDカーボンという素材的にはがっちりしたものでしょう。変形ギミックがどれだけ合成を落としているかといえば、強い力を入れたとき、液晶面が少しガタガタする程度です。本体はしっかりしてます。
コネクタコネクタは最小限なのでしょうが、USB×2、HDMI、フルサイズVGA、メモリスロット、LANコネクタまであります。プレゼンなどではいまだにVGAが要求される場所もありますし、ビジネス用途にも十分対応が…できませんね。ギミックに懲りすぎたため、液晶の固定部位が決まってて、正面視して上向き120度くらい。折角電磁誘導ペンまで備え付けているのに、惜しい。

◆ 排熱:筐体の温度

排熱は良好ですよ。ベンチマークをぶん回せば、後方からショーという排気がでますが、筐体が少々熱くなっても音の高さや音質は変わりません。底面がやや熱くなりますが、これもすぐに冷えます。かなり放熱に気を使った設計なんでしょう。
キーボード面にはほとんど熱は伝わりません。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷ファンなどのノイズ

負荷がかからない作業ではほぼ無音です。耳を近づければ低速でファンが回っているのがわかります。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど

本体はお世辞にも軽いとは言えません。いや、駆動時間が短いのでシートバッテリーは必須ということで、11インチの世界では関取並みの重さかも。DUO13と比べても横幅はあまり変わらないですよ。むしろ液晶枠が大きすぎるのかも。最初はタブレットモードで手持ちをするかも、というコンセプトがあったんでしょうが昨今のタブレットブームからすれば600gは切らないと…
といことで、DUOはタブレットじゃありません。タブレットみたいに見えるノートPCですね。タブレットと言わなきゃこのコンセプトも成立してますよ。付属のデジタイザペンがそこそこ動きが良いので、プアマンズCintiqとして成立します。ま、すべてのソフトが動くわけではないので、そこはソニーがしっかりしなきゃ…できなかったんでしたっけ

◆ その他

いろいろ酷なことも言いましたが、これはVAIO史上に残る名機の予感がします。WiMaxでなくてはやくからLTE対応にしておけば…

◆ 総評

よいマシンです。なんか描きたいという衝動があるなら是非に持っておくべきですね。描かなくともプレゼンテーションには有効な機能が多いですからビジネスマンさんにもうってつけ。GPU使うのならほかの機種でどうぞ、と割り切れるマシンです。オプティトラックが邪魔だけど…