デル LuvBook 18

GPU
GeForce GTX 880M x2
PC自体は4月初旬に購入・4月中下旬に届いていましたが、ゲームが面白くてレポートをサボっていました。ゴメンナサイ。

◆ 購入のきっかけや価格
M18xR2の性能には満足していましたが、Alienware18がPLSパネルと聞いて780Mの頃から物凄く欲しくなっていました。
4月の増税+値上げでCPUを4940MXか4910MQのどちらにするかで結構迷いました。
迷っているうちにWindows7ではなくWindows8.1で発注してしまいました。ドンマイ自分。

◆ 体感速度の変化
とりあえずインストールが済んだゲームをやっていますが快適です。
Windows8.1がいろいろと心配でしたが、思っていた程では無く動作自体は速いです。
ベンチマークは初期ドライバでの値です。最近やっとビデオドライバが更新されましたが、スコアは殆ど変りませんでした。
680Mよりは速いのですが780Mとほぼ同じみたいですね・・・。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
期待したPLSパネルですが、デスクトップ向けのPLSパネルより視野角が狭いようで、45度くらいの角度になると色度変移が発生しコントラストも低下します。ちょっとガッカリしましたがTNパネルより明らかに視野角は広く、正面から見て画面の上側と下側で色味が違って見える、といったことはないです。
i1Display Proで白色点補正なしで測定してみたところ、白色点は高いもののガンマカーブには乱れがなくRGBでほぼ揃っています。実際にグレースケールは綺麗に表示されます。フォトレタッチには使わずゲームのみであれば、キャリブレーションせずにこのまま使った方がいいかもしれません。

Alienware 18 PLS ディスプレイ 未調整時 Alienware 18 PLS ディスプレイ 調整後

色域は特に広くはないですが、ゲームで使うには可も無く不可も無くこれくらいがちょうどいいです。
光沢パネルなので反射は普通にありますが、ギラギラ感や粒状感もなく綺麗なパネルだと思います。
スペックに表れませんが最低輝度がしっかり暗くなります。LEDバックライトになってから最低輝度があまり暗くならないパネルが多くなったので助かります。
発色や視野の傾向がnotebookcheck.comの写真と違うため、ロットによるパネル違いがありそうです。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
英語キーボードを選択しました。DELLなら普通に選べた英語キーボードも、今ではAlienwareシリーズしかありません。
PageUp・DownとHome・End以外はオーソドックスな配列で好印象です。ScrollLockがFn併用でもありません。
適度にストロークと反力があり、結構いい感じのキータッチです。剛性もあり、DELLだからと侮れないキーボードです。しかし個体差かもしれませんが、カーソルキーの←,↓,→キーにちょっと引っかかる感触があります。
NumLockのインジケータが無いので2ヶ月過ぎた今でも困っています。LEDはCapsLockとWiFiとアクセスランプのみです。
宇宙最強なのにNキーロールオーバーは相変わらずダメダメで4キー?っぽいです。ゲームによってはちょっと困ります。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
スピーカーの音質は携帯ラジオのようなちょっと残念な音ですが、その割に妙に低音が効いていてチグハグな感じです。
Dolby Digital Plusがインストールされていて、ONにすると華やかになりますが音質は残念なままです。しかしイコライザがあるので、ある程度は調整できます。
低音自体はM18xR2よりかなり出せる感じなので、調整すればそこそこ使えます。サブウーファーが前側の真ん中にある為、音が左右どちらかに偏らないのはいいことろだと思います。
ヘッドホン出力はインピーダンス16Ωのイヤホンだとホワイトノイズが大きくて使いたくないレベルです。インピーダンス70Ωのヘッドホンでも少し気になるレベルでした。出力が結構大きいのでもっと高いインピーダンスのヘッドホンも駆動できそうですが、その分ホワイトノイズも大きくなっている印象です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
アルミ故か本体も天板も剛性は十分にあります。天板は他のメーカーと比較しても丈夫な方だと思います。
本体上面は段差等も無くシンプルな造形で、ラバーコーティングされているので落ち着いた感じです。
ですが狭額縁が殆どのこのご時世に広い額縁は少し野暮ったく見えます。(本体がM18xよりちょっと大きくなっています)
M18x系にあったeSATA兼USB端子が無くなりました。eSATAは兎も角、USB端子が実質一つ減ったのは残念です。
ACアダプタのプラグ位置が左側にありますが、ケーブルが太く硬めなので取り回しに苦労するかもしれません。
有線LANが右側なので、マウス使用時の邪魔になりそうです。

◆ 排熱:筐体の温度
パームレストは全く熱くならずに優秀です。キーボードも僅かに温くなる程度です。
奥の方は熱めになりますが、この辺は電源ボタンしかないので普段は気になりません。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
冷却ファンの音圧自体がM18xより下がっている気がします。下がっていないとしても、耳障りな音がしないのであまり煩く感じません。(デカいノートばかり所有しているので、感覚が麻痺している可能性も)
通常時はファンが緩やかに回っている程度なので静かです。
光学ドライブはパナソニックのUJ167AMでした。起動時等にちょっと大きめの音がしますが、動作自体は静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
ACアダプタはM18x系と全く同じ筐体で弁当箱サイズです。ケーブルも太いので嵩張ります。
これをモバイルする人はあまりいないと思いますが、サンワの18インチ用バッグが問題なく使えます。
Aleinwareのバックパックタイプはショルダーが変わり、前モデルより背負いやすくなっています。
サンワは本体+ACアダプタ+ACケーブル+マウスで一杯な感じですが、Alienwareはまだまだ入ります。

細かいところですが、セキュリティロックの深さがM18xより浅くなっています。M18xの時はピッタリだったケンジントンが、Alienware18だとちょっとぶかぶかになります。もちろん外れるようなことはありませんが、いろんなセキュリティに対応した結果かもしれません。あとセキュリティロックとACアダプタのプラグ位置が隣接しているので、モノによっては使い難いかもしれません。

◆ その他
購入時に気にかかった点として、SSDの1ドライブ容量が最大でmSATAの256GBまでだったところです。買った後に自力で替えられるものの(実際に今は替えています)、リカバリ領域があって楽なので最初から500GBクラスのSSDが欲しかったです。(スプレマシー構成は光学ドライブをオミットするので購入対象外です)

M18x系は白色のイルミも設定できましたが、このモデルでは白色が何故か選択肢にありません。AlienwareのTactXマウスも白色が選べなくなっているので、このモデルの制限のようで残念です。
マニュアルは豪華だったM18x系と違いかなり簡素になりました。またマウスパッド等のオマケも一切無くなりました。
M18xR2は7mm厚なら3ドライブ搭載可能なキャディと配線がありましたが、このモデルは2ドライブ分のみです。

バッテリーチャージにDesktop modeという項目があり、50~100%の間で充電するという設定があります。実際に75%程度で充電を停止することもありますが、毎回これを維持するわけではなく100%まで充電することの方が殆どで、動作がイマイチ不明です。またこの動作時にACに繋いでいてもAC接続を見失い、バッテリー動作になることがたまにあります。これが本来の動作なのかがマニュアルやヘルプが無いため不明です。

また今回の私の不具合点としては
・マニュアルのクイックスタートガイドがちょっとクシャクシャになっていた。
・ハードドライブのキャディ用のクッションゴムが1個欠けていた。
の2点があります。
マニュアル類がクシャクシャだったのは今までの購入歴の中でも初めての出来事で、呆気にとられてしまいました。
クッションゴムは過去に1回M1730でもありましたが、今回はゴムをしっかり取り付けずに無理矢理付けた為に千切れた模様。本体の中に欠片が転がっていました。勘弁して・・・。

◆ 総評
増税+値上げで価格がネックだったのと、サポートだけでなく工程管理も心配になってしまう体制はマイナスポイントです。
しかし全体的に作りが良く、今までのSLI機の中では満足度が一番高いです。
増税前のGTX780Mでも良かったかな?と思える性能は置いといて、この液晶を見たらM18xにはもう戻れません。
でもいい加減そろそろキーボードをMSIやCLEVOのように強化して欲しいです。開発にゲーマーがいないのでしょうか?
ヘビーゲーマーではない(と勝手に思ってる)私ですら分かるウィークポイントだけに残念です。