その他 LuvBook Edge Pro 256GB

評価
GPUGeForce GT 640M LE
CPU
DRAM8 GB
OSWin8 x64
投稿者レア・エース
2014-08-07 03:10:16
◆ 購入のきっかけや価格
友人が使わなくなったのをきっかけに借りて使っていくうちに、その魅力にはまった事と、17インチのノートを持ち運ぶのがきついので小さめのタブレットが欲しかった事、Razerのゲーミングデバイスを持っていて愛着があった事。そして、使用していたゲーミングノートが3年目を迎えてメンテに出す必要がある為に、なんとか頑張ってお金を貯めて輸入しました。
ちなみに、輸入期間は3週間程で、amazon warehouse で箱に痛みがあるものを購入しました。

◆ 体感速度の変化
改めて自分で購入して使ってみて思ったのが、自分が持っているゲーミングノートよりも処理速度が速く、特にMinecraftの影Modではかなり差が出てました。(解像度の影響もあるとおもいますが・・・・・)
ほかにもCoDGHOSTSやBF4等を動かしましたが、BF4は設定に手間がかかるものの、快適に遊べます(ただし、無線なのでラグなどは若干あります)

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
グレア液晶で、発色はいいのですがギラツキがきつかったのでノングレアフィルムを貼って使用しています。(ノングレアフィルムはRazer純正です。)

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
友人から借りていた時は、キーボードドックがついていて寝ころびながらやっても快適でした。自分が購入する頃にはキーボードドックが売り切れてしまい、現在はエレコムのキーボードを接続して使用中。(キーボードドックの操作性は、キーピッチが狭いものの、慣れれば苦痛ではないです)
タッチスクリーンの感度ですが、非常に良好でドラクエXでは、狩りをするときやボス戦等で周囲を見渡す時にスクリーンを横にスライドさせながらやると、効率がはるかによくなりました。
ただ、あまり負荷をかけすぎるとたまにですが、空タップ病がでることがあります。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
標準サウンドは7.1chなのですが、これがまた非常に良好でファンタジー系との相性は抜群です。
同社のヘッドセットであるKraken7.1を接続すると、スムーズに使用出来るのが好印象です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
厚さはサーフェイスや他のWindowsタブレットと比べると分厚く、若干重いです。
充電コネクタの配置ですが、ウィンドウボタンの下にあるのでキーボードドック、ドッキングステーションが無い場合、充電しながらプレイするには一工夫必要です(私は、使わなくなったゴリラポッドをタブレットスタンドとして、使用しています)
タッチスクリーンのタップした感度ですが、空洞をたたいてるかのような感じ?と表現すればいいのでしょうか・・・・・・初期設定の、タッチキーボードを触ったときにそう感じました。

◆ 排熱:筐体の温度
排熱機構ですが、個体の左上が吸気、右上が排気口になります。
負荷の高いゲームをやるときにパフォーマンス最大化をしたりすると、個体からファンの音がうなります。(それでも、自分のノートより静かなので感心しました。)
裏面のRazerのロゴ周辺と右側が主に熱くなります。
また、nVIDIAコントロールパネルで、GT640LEを優先して使用すると、ごくまれにですが空タップ病が発生します。(ベンチマーク測定の際にも発生しました)
なので、あまり無理な処理をさせないほうがいいかもしれません。(付属ソフトのRazer Game BoosterやGeForce Experince等の推奨設定が無難だったりします)

※追記 2014/08/9

本日、RazerのサイトにあるGeForceのドライバをダウングレードした所、謎の空タップ病が ピタリと収まりました。 どうやら、無理にドライバをアップデートしない方が良さそうです。



◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
上記の通り、負荷の高いゲームをやるとファンがうなりますがそれほどうるさくはありません。軽いゲームをやると、物凄い静かです(例:CoD4、パンヤ等)

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
重さですが、重いといっても持っていて疲れたりするほどじゃないです。これは個人差だと思いますが・・・・・・
ACアダプタですが、Razerのサイトを見たときに付属品について詳しく書かれてなかったのでACアダプタを別途購入しました。タブレット到着後に開封すると、アダプタが入っていましたが、予備用として持つことにしました。
ちなみに、キーボードドックにもバッテリーが搭載できるので(バッテリーは購入したものの、キーボードドックが手に入らず・・・・・)それをつければ恐らく、かなり長い時間ゲームできるとおもいます

◆ その他
私が購入した個体は東芝製のSSDがついていました。人によって搭載されているSSDが違うらしいです。(友人の個体は、プレクスター製のSSDでした)
また、このタブレットは分解が容易でメモリもアップグレードすることが出来ますし、LANカードも交換可能等、遊び心も満載です。

◆ 総評
2~3年の運用と、メインPCの故障時に備えて輸入しましたが、値段以上の価値があります。ただし、購入方法がやや上級者向けなのと、同じ¥107000(送料含めて)の予算内でグラボ搭載の13インチのノートが買えるならそちらの方がいいかもしれません。
また、このタブレットはゲーミングタブレットと言うだけあって、性能がかなり良く、この大きさでBFやCoD、マイクラの影Modをフルスクリーンで快適に遊べる点は凄いです。
Office2010や3DCADのソフトを入れて使っていますがこちらも快適そのものです。
仕事と遊びを両立して使いたい人におすすめします。


------------------------ 2014.8.27 追記 ------------------------

近況を報告いたします。

標準で搭載されている 「Intel Wireless Card N-1220(何故か技的通過してたものが搭載されていましたが・・・・・)」だと、速度が15Mbpsしか出なかったので
「Intel Wireless Card AC-7260 867Mbps(技的通過)」に交換した結果、300Mbpsになり、安定しました。
ただ、ac/b/g/ は快適なのですが、n/だけは速度が出ませんでした。(モデムなどによっては速度がまた違うかもしれません。NTT西日本のルーターとは、相性がよくなかったようで、自分の家のNECのAtermだと速度がかなり出ていました。)

このタブレットのワイヤレスカードは、miniPCI-e なので交換が容易です。

交換の作業手順ですが、「ヘックスローブドライバー T6×50(トルクスドライバー6mm)でタブレット下部の穴からネジをはずして、タブレットの背面ケースをずらすだけで簡単にばらせました。
ご購入をご検討の方は、ワイヤレスカードを強化するか、利便性の向上を図るか(例:WiMAX搭載品やKillerWireless等のゲーミングワイヤレスカード等)をした方がよさそうです。

尚、このタブレットと相性がよかったキーボードドッグは、オークションで現在\60000前後と割高なので、代替のキーボードは次を使用しましたので感想を書いておきます


・Razer Death Stlker or Ultimate

キータッチは、「Razer Edge Keyboad Dock」に近いタッチです。キーピッチは、流石標準サイズ。余裕がかなりあり、ゲーミングノートとほとんど変わらないので、かなり打ちやすかったです・USBに差し込んですぐに使えるのも非常に好印象ですね。
同時押しにある程度対応できているおかげか、ドラクエでは物凄い快適にボス戦ができました。(特に僧侶の立ち回り、テクニックは、同時押しがかなり多いのですが、途切れる心配は皆無だったのが好印象でした)
CSやCoD等でも、ELECOMのモバイルキーボードより安定しておりますので、携帯性を少し犠牲にするならアリだと思います。
一方Ultimateの方ですが、こちらもタッチは良好で、LCDパネルのところとの相性もよかったです。
ある意味、本末転倒なのかもしれませんが同じメーカーの商品ですので、キーボードドックが出回るまでの間の選択義としては大いにありだとおもいます。

・ELECOM TK-FCP066BK

現在使っている、Androidにも対応した有線モバイルキーボードです。
キータッチは、ゲーミングノートよりも更に浅いのでわずかな力でタッチができます。ただ、タブレットとサイズを合わせているのと、「Razer Edge Keyboad Dock」と比べるとキーピッチが狭く感じました。
3ヶ月使ってみて思ったのは、「同時押し」に対応していないので、RisingStormやCoD、BFなどのFPSはギリギリ使える程度です。(特定のテクニックに関しては非常に相性が悪いです;;ラグか?と思うぐらい途切れます)
また、一番差が出たのは「ドラクエⅩ」で、僧侶等、立ち回りやテクニックを非常に求められるボス戦だと、同時押しまたは、スワイプしながらの立ち回りは厳しいだけでなく、途中で途切れたかのように止まります。
また、値段も\4000前後と決して安くなく、Androidタブレットorスマホを持っていて尚且つ、Windows用キーボードも!という感じで買うならいいかもしれません。