パナソニック LuvBook CF-RZ4CDDJR

GPU
Intel HD Graphics 5300
CPUは「Intel Core M 5Y10/0.8GHz」、GPUは「Intel HD Graphics 5300」です。

◆ 購入のきっかけや価格
 元々、富士通のLOOX-PやLOOX-U、VAIOのTypeP、工人舎の各モデルなど、小さなPCを愛用してきていました。
 LOOX-P最終モデルの保守部品保有期限が迫りつつある一方、サイズや重量の面で代替となるPCも見当たらず、タブレットで妥協せざるを得ないのかと思った、その矢先。
 「世界最軽量コンバーチブルPC」。ニュースリリースを見た瞬間に、購入を決断しました。その筐体に魅力を感じたため、最も安く手に入れられる店頭モデルの下位機を購入しました(154,000円)。

◆ 体感速度の変化
 ベンチマークテストの結果は、最近のAtom搭載Windowsタブレットと大差ありません。単純な数値ではそれらのタブレットに劣る箇所もあります。
 ただ、メモリやSSDが大容量かつ高速なため、体感速度はタブレットよりも速く、Windows8.1を動かすにあたってストレスを感じることはありません。

 最近のSSDの割には書き込み速度が遅いように思えますが、データシートを見る限り製品の公称値もこの程度のようです。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など

 縦横比16:10、フルHDを超える解像度のIPS液晶です。映り込みはそれなりにありますが、輝度・発色は良好で、長時間見続けてもあまり疲れません。
 視野角は非常に広いため、隣の視線が気になります。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
 筐体のサイズの関係上、キーピッチはフルキーボードよりやや狭めですが、元々小さなPCを好んで使ってきたのであまり気になりません。配列も至って素直な上、カーソルキーが1段下がった位置にあるのは好印象です。
 本体やキーボードの剛性が高いせいか、打鍵した際の不安定感がなく、小気味よく打てるキーボードだと思います。
 
 タッチパッドは昨今珍しい独立ボタン型ですが、その代償として縦幅がかなり狭いです。マルチタッチでのジェスチャーにも対応していますが、縦のスクロールが縦幅の狭さ故に面倒です。
 一方、タッチパッド中央にあるHOLDボタンにおける設定、および、標準でインストールされているタッチパッド誤動作防止ユーティリティを用いることで、タッチパッドに指が触れて誤動作するという状況を避けやすくなっています。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
 モノラルスピーカーなのであまり期待していません。
 ヘッドホン等を接続する場合、ヘッドホンとマイクの端子が一体化しているため、併用が必要な場合は注意が必要です。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
 さすがにLet's noteの1モデルだけあり、スリムな中にも強度を意識した設計が散見され、作りの良さがうかがえます。
 キーボードや液晶ヒンジの剛性も十分だと思います。
 
 コネクタはフルサイズのものばかりで、すべて3.0対応のUSBが3つ、HDMI、アナログRGB、有線LANと、一通りそろっています。特に、薄さのために犠牲となりがちなアナログRGBや有線LANを装備している点や、希少となりつつある音量および無線のハードウェアスイッチが装備されているのがありがたいです。

◆ 排熱:筐体の温度
 ヒンジ近くの底面がやや熱くなります。タブレット状態で利用する際は、持ち手の位置に注意する必要があります。

◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
 Core M はファンレスで使えるCPUだそうですが、本機にはファンが装備されています。とはいえほとんど回ることはなく、回ったとしても静かです。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
 実測で738g、PCを持ち歩いているという感覚が希薄になりかねない軽さです。これまでPCを入れることのなかったバッグにも入ります。
 バッテリーは通信とテキスト入力を実施して、6~7時間といったところです。1日中フルに使うのには少々無理がありますが、普通の使い方であれば困らないレベルと思います。

◆ その他
 3DMark11ではCPUとGPUを誤認識します。CPUはなぜか「Core i7-5960X」と表示されました(笑)

◆ 総評
 とにかく小さく軽く、それでいてほとんど妥協なくフル機能のPCとして使える。
 ゲームに向いているか否かで言えば向いていないのでしょうが、このサイズに引力を感じるようであれば、まず触ってみて損はないのではないかと思います。
 評価は「やっとLOOX-Pを代替できるPCに出会えた」ということで、星5つとします。