ヒューレットパッカード LuvBook 6710b

GPU
Intel GM965
◆ 購入のきっかけや価格
以前はnx6120を使用していましたが、流石にシングルコアでは厳しくなり
WindowsXPのサポートも終了したのでジャンク品も一気に更新しました。

◆ 体感速度の変化
流石にシングルコアのPentiumMとCore2Duoでは体感が格段に違います。
一例として、セキュリティソフトのフルスキャンを実行するとPentiumMでは常時100%に張り付き、他の作業をするのは厳しいですがCore2duoだとCPU使用率が50%未満で他の作業も平行して行えます。

また、nx6120はIDEのHDDでしたが、6710bはSATAのSSDにストレージをアップグレードしたため普段の何気ない動作でもストレスなく快適に使用できます。

しかし、6710bはSATA2までしか対応していないため現在のSSDの性能が十分発揮されないのが残念なところです。

なお、6710bに標準搭載されていたSATAHDDだとIDEHDDほどでないものの、今となってはかなり低速で速度に不満が出ます。

◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
液晶はWXGA、WSXGA+が選べますが、当方は両方共持っています。(複数台所持のため)

流石に当時の廉価PCなのでお世辞にも良い液晶とはいえませんが、光度を下げて大切に使っていたためか年代の割に黄ばみが少ないです(中古購入時点で6000時間程度、さらに当方が6000時間使用しても黄ばみは少ないです)。また、視野角は安物の液晶のためかIPS液晶などと比べると雲泥の差ですが、通常使用には文句はありません。

◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードの配列は意外と良く、個人的に使いやすいと思いました。
特に右側にhome、pg up、pg dn、endと独立しており、Web閲覧には非常に便利です。
やはり、Compaq6710bだけでなく後継の6730bにも同型のキーボードが使われていただけあります。

しかしキータッチはnx6120等と比べると劣化しています。2007年頃はノートのキーボードが薄型に移行する時期でしたので現在販売されているウルトラブックほどキーは薄くはないが、2005年以前に見られるキーほど厚くはないという中途半端さがあります。
慣れてしまったので使用には問題ないですが、キータッチに関してはnx6120に軍配があがります。

◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
付属のスピーカーの音はnx6120と比べても甲乙つけ難いほど良いスピーカーです。
ただ、ジャンクとして出回っているものの中には持病なのか、突然片側のスピーカーから音がでなくなり音量を上げると両方から音が鳴るという不具合の症状があります。

スピーカーを正常のものと交換すれば症状は治まったのでドライバの問題ではなく、スピーカーに問題がありそうです。

◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
質感はnx6120と比べるとかなり安っぽくなりました。
PCを分解してみても明らかにコストを削減している面が見られ、全体的に強度は下がっていると思います。

また、複数のジャンクを購入して気づきましたが6710bはラッチ部分に問題があり、開け閉めを繰り返しているとラッチが閉まらなってくるという不具合もあります。

廉価ノートなのであまり求めるのも良くはありませんが、値段相応という評価です。

◆ 排熱:筐体の温度
Core2duoの2Ghz程度ならCPUをフルに使用しても70℃前後ですがあまり上位のCPUを載せると排熱が追いつきません。

T7250の2Ghzでは問題ありませんが、200Mhzしか変わらないT7500を載せると80℃半ばまで上がります。妥当といえば妥当かもしれませんが、排熱にあまり余裕がないため、上位のCPUを載せるのはオススメしません。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
光学ドライブに関しては当たりはずれがありました。
松下のDVDコンボが搭載されていた6710bは特に光学ドライブの音が大きいと思いませんでしたが
別会社のDVD-ROMドライブが搭載されていた6710bは壊れているのでは?と思うほどうるさいものもありました。
ロットによって当りハズレがあるかもしれません。

また、冷却ファンは高負荷になるとやや耳障りですが、軽作業程度なら問題ありません。
BIOS設定で軽作業、低負荷時は全くCPUファンが回らず、一定温度になると高回転で回りだすという設定もあるので使い方によってはBIOS設定を変更したほうがいいでしょう。

私は無音だったのが突然一定温度に達すると高回転で回りだすというのが耳障りのため、低負荷でも一定に回るように設定しています。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
重さはnx6120が2.79kg、6710bが2.8kgとほぼ変わりません。
ただ、6710bがワイド液晶になり、筐体が大きくなった割に重さが変わっていないことを考えれば軽くはなったと思います。

ACアダプタはかなり消費電力が高いマザーの965GMを使用しているためかACアダプタも90Wで大きいです。
純正品でも高負荷時はかなり発熱します。
温かいどころか長時間触っていると火傷しそうな温度です。

◆ その他
WSXGA+の6710bは中古で1万程度
WXGAの6710bは中古、ジャンクどちらも3000円前後で入手しました。

去年最後に手に入れたWXGAの6710bは送料込みで3000円以下で入手と非常に安価で手に入るようになりました。(ただしWXGAのシングルコアCeleronモデルですが)

◆ 総評
コスパは悪くないですが、値段相応な部分も多いと感じました。
nx6120も廉価ノートとはいえ、ある程度ガッチリとした作りでしたが
この年代になるとノートPC全体の値段が下がったためかコストダウンがはっきりと表れています。

特に、キーボードとラッチの質が下がっています。キーボードに関しては
先ほど述べた薄型キーボードは流行としても、キーボード不良の6710bも多くジャンクで流れています。
私の持っている6710bはfnキーだけがきかなくなったり、~キーのみが使用できないという症状の機体もあります。

とはいえ、6710bは中古、ジャンクで非常に安価で入手できるため気兼ねなく使えるという点はとても良いです。

余談ですが、このノートでクルセイダーキングス?の英語体験版を動かしたところガクガクで遊ぶのは厳しそうでした。軽い3Dゲームでもintel HDグラフィックス以降でないときついですね。