ヒューレットパッカード EliteBook 8570w

GPU
FirePro M4000
◆ 購入のきっかけや価格
GatewayのMX8736jとP-7812jfxというPCを長い間使っていました。どちらもグラボはだんだんと調子が悪くなり、突然画面が真っ暗(バックライトも消える)になりフリーズすることが多くなってきました。

家族が使っている8736jはグラボがMXMスロットなので、ヤフオクでジャンクの中古を入手してMXMカードを抜いて交換、修理完了で完動品となったのですが、私が使っている見た目の派手なゲーミングモデル風の7812jfxは、半田付けしてある低コストの統合型なのでそうもいきません。

海外サイトなどをみてみると、原因はチップ下の半田割れらしいので、マザーボードをオーブンでリフロー(私は適当に250度で10分)することなどをやって一時的によくなったりはしたものの、一ヶ月ほどで再発するようになったため入れ替えることにしました。

グラフィックチップの半田割れ故障は非常に多いようなので、モデル選定に当たってはMXMスロットを採用していることを条件としました。

しかし新品のハイエンドノートPCを買う金はない。そこで中古ながら元ハイエンドの8540wを2万円強で購入。それなりに気に入って1週間ほど使用しましたが、youtubeの4Kの動画などはパワー不足でガクガクなので一気に愛想が尽きてしまい、さすがにもう少しいいものをと思いはじめ、8560wを落札し、8540wは売却することに。

ところがこの8560wは動作は速いものの、8540wでは3アンテナモジュールだった無線LANが廉価版の2アンテナモジュールとなっており、ルーターから最も遠い私の部屋ではブチブチ切れるようになってしまったのです。

これで8560wも一気にいやになってしまい代替を検討しているうちに、8570wはヤフオクでは業者が10万円ぐらいで出してる新品より高いようなものしか選択肢がないけれど、US仕様なら円安の現在とはいえ、6万円程度で入手できることがわかったのです。しかもWLANは3アンテナで、日本仕様にはない、webcam、モデム(いらないけど)も搭載しているとなって、2週間も使わないうち早速8560wも売却してこれに買い換えることにしました。

いろいろ考えて、ebayにて480ドル弱で落札。手元にやってきました。日本への送料は別途5000円ほどかかりました。C7A70UT#ABAというモデルです。

◆ 体感速度の変化
前の持ち主が4GB増やしてくれていてメモリが12GBもあるので、ブラウザでタブをたくさん開いたままゲームを実行したりする分にも何の問題もないです。最大で32GBまでふやせるそうですが使い切れません。

グラボのFirepro M4000はVRAM 1GBと一番少ないとはいえ、GDDR5メモリ搭載のためゲーム向きのようです(K1000M、K2000Mは2GBだがDDR3)。

昔やっていたArma 2をSteamでインストールしてみましたが、フルHDかつ最高設定ではかなり遅いものの、高価だった7812jfxに比べれば感動的に早いです。

8560wのときにグラボをebayで売られていたQuadro K2100Mに交換したらアナログRGBの出力は写ってベンチも走るもの、本体の液晶は真っ暗なだけという目?にあっておりますが、懲りずにそのうちまたグラボ交換をしてみようと思ってます・・・

ちなみに Sky Diver Performance 1.0 は6315です。


◆ 液晶:輝度、視野角、発色の印象など
昔から高解像度に慣れてるので、大して進歩を感じない点ですね。前の7812もWUXGAだったし。縦が120ドット分狭いのはウインドウを縦に並べたときに不便に感じます。

発色なども特にきれいだとは思いません。ただバックライトの明るさをかなり絞れるのは暗い部屋でいい感じです。


◆ キーボード:配列やキータッチ、タッチパッド
キーボードは早速バックライト付きのUS仕様に交換しました。もともとバックライトなしモデルでもバックライト用の追加コネクタがあるのはありがたいです。

それなりに剛性感があり、USキーボードなので見た目がかっこいい。バックライトは暗いところで普段使わないようなキーを押すのにいいです。

タッチパッドはでかいので誤操作しやすいですが、端をダブルタップすると無効にでき、無効にしている間はLEDが光ってそうしていることがわかるので便利。

カーソルキーが小さいのは最悪。

この機種に限らず、スマホになれた今となっては、ノートPCのキーボード+タッチパッド(orポイントスティック)という20年以上変わってないようなインターフェイスは時代遅れな感じがします。


◆ サウンド:音楽CDの印象や音割れの有無など
悪いと思います。元は高い機種なんだから、もう少しがんばってほしい。


◆ 筐体:質感や強度、コネクタ配置
合金っぽくて高級感がありますが、わざとらしいがっちり感がありすぎると思います。もう少し線の細い感じがいいです。相対的に液晶が小さく見えます。

8540wに比べるとつなぎ目が少ないので汚れがたまりにくいのはいい。


◆ 排熱:筐体の温度
負荷をかけると金属ボディの端がやけどしそうなぐらい熱くなります。CPUは100度近くになりますので不安ですね。


◆ 静粛性:光学ドライブ、冷却ファンなどのノイズ
大して気になりませんが寝るときは電源を切りたいと感じるぐらいです。ある温度を超えると一気に回転数が上がる感じなので、もう少し細かく連続的に制御してほしい。

◆ モバイル:軽さ、ACアダプタやバッテリーなど
バッテリは負荷をかけなければ3時間以上持つので、意外と持つかなあという感じです。いまどきはこんなもんでしょうか。

電源コードのコンセントはミッキーマウスみたいな三極?タイプなのがうざいです。アースが邪魔でほとんどのコンセントに入りません。アメリカでは普通なのでしょうか。理解しがたい仕様です。

いいと思ったのは、容量の少ないACをつなげると、それにあわせてクロックダウンしたりしてあわせてくれるので、電力不足にならないという点です。

◆ その他
キーボードをはずすのがとにかく硬いです。最終的にマイナスドライバを上からつっこんで何とかなりましたが、これには参りました。サービスマニュアルの外し方では力及ばずでした。


◆ 総評
最新でなくてもいいから最上位機種が安くほしいというのであればまあまあな選択だとおもいます。

いまどきアメリカで買ってもインテルの無線LANモジュールは日本の認証番号が付いてるっぽいし、電源コードはPSEマーク付きで、OSは後からでも言語を変えられるなど、特に困ることはなかったですね。