評価 | 93 点 |
GPU | GeForce Go 6400TC |
CPU | Pentium M |
DRAM | 1 GB |
OS | XP |
投稿者 | 秋月風鈴 | 2005-09-21 22:59:54 |
ずっと使用していたVAIO Z505VR/Kがいい加減苦しくなってきたので、新しいノートを探してネットをチェック。ポイントは 1.4時間以上電源が持つこと。2.持ち運びが容易であること(B5ノートまたは2kg以下)。 3.3Dゲームがプレイできること。で、20万以下で購入できることした。
なかなか、すべての項目をクリアする機種がなく悩んでいるところに、秋の新型VAIO発表。品切れだった先代TYPE-Sの後継機が出るとのことで、実機も見ずに発売日にSony Styleで購入しました。
◆ 実際の体感速度
ほとんどネットと文字書きに使っているので、あんまり速さは感じないです。それまでWindows2000だったので、XPの立ち上がりがこんなに遅いとは…と閉口したくらい。
◆ 液晶の質
最高です。こだわりがなかったのですが、迷った末にクリアブラック液晶を選択。まさかこんなにハッキリクッキリ見えるとは、想像以上でした。
ただ、外で使うこともあるのであまりハッキリ見えすぎるのも難点。プライバシーフィルターは画面が綺麗なので、もったいないのでつけてません。
◆ キーボード
最初は軽すぎるかと思ったのですが、慣れれば気にならないでしょう。まだ若干キーが軽いためにストロークができてない場合も時々出ます。キーピッチは広いので非常に使いやすいです。
◆ サウンド
音質はあまり気にせず。ただ、ゲームによって時々プチノイズが出ることがあるのが気になります。個体差かドライバーの問題なのかまだわかりません。
◆ 筐体:強度と質感
あまり気にならず。黒いボディは傷が付きそうなので、持ち運びはいつもソフトケースに入れています。パームレスト部分がポコポコいうのが気になります。VAIO505はマグネシウムボディだったので、そっちのほうがどっちかというと好みでした。
◆ 筐体:各種コネクタの位置
特に気にならず。
◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
ファンの音は505と比べると信じられないくらい静かです。熱くなると時々動き出しますが、ほんの少し気になる程度。
発熱は…熱いですね。特に前面右側にダクトがあるので、そこから熱い空気がもわもわきます。直接ひざの上に乗せて長時間は使えません。
◆ ACアダプタ:大きさや発熱
505時代からあまり変わってないですね。アダプタは持ち歩いていないので(そのための大容量バッテリー)大きさ・熱さは気になりません。長期の旅行などで持ち歩かなければならない場合はすこし厄介かも。
◆ モバイル性
505より若干重くなり、またワイド画面のために横に広がったために、以前よりもモバイル性は落ちました。PCのみ持ち歩く場合は気になりませんが、他に荷物がある場合はちょっとゲンナリします。1.5kgを切っていれば非の打ち所がないマシンだったでしょうに…。
◆ その他
デザインやキーボードが安っぽくなったかなー。バイオはバイオレットカラーのマグネシウムボディというのが頭に染み付いているので、今のデザインはあまり好みではないです。ただ、ブラックボディは液晶を閉めたときにキュートなのでぐぅ。
バイオのソフトウェアやドライバーを自動的に更新してくれる機能はありがたいですね。
◆ 総評
割と酷評も書きましたが、実際は「最高!買って後悔なし!」と思えるくらい素晴らしい出来のマシンです。実用で全く不満はないですし、持って歩いてもバイオというブランドにちょっぴりの優越感もありますし、よいオモチャで遊べる期待に久しぶりにドキドキしています。
不満はモバイル性にもう少し特化して欲しかったことと熱問題だけ。値段も最近のバイオは安いので、ビックリしました。