IBM ThinkPad T42 2373-M1J

GPU
MobilityRadeon 9600
◆ 購入のきっかけと価格
 2006年から海外に行くかもしれない、ということが決まって買いました。
 開発途上国で使う予定なので、海外でも部品が入手しやすいIBMが大前提でした。
 それから、FF11プレイヤーなので、それができるものというところでの選定でもあります。
 新しく出たT43はまだ値段も高いし、中位機種でのグラフィックコアがX300になってしまったため、FF11のベンチスコアだけで見ると退化してしまったようです。
 で、目を少し下に向けるとT42の中位機種はMラデ9600を積んでいるじゃないですか。こちらは値段も底値のようだし、それどころかいつ在庫切れになるかも知れないということで、早速買ってきました。
 価格は秋葉原のニッシンパルで164,800円でした。値段的には実に申し分なし。
 DVDマルチを積んだほう(M4J)は1万円高でしたが、デスクトップに付いているのでやめました。

◆ 実際の体感速度
 うん。なかなかすごい、というか全くもって素晴らしいです。
 FF11は2年前位に組んだAthlonXP 3200+/Radeon 9700Proで遊んでいるのですが(ベンチスコアは4700程度)、正直普通の場面ではデスクトップと大して変わらないです。
 HDDのアクセスに行く場面では(2.5インチもあいまって)若干もたつきを感じますが、これも誤差程度。よっぽど重たい場面(裏など)でなければ常用できると思いました。
 液晶の解像度に合わせてFrontBufferとBackBufferを共に1400x1050とすると、さすがにかなり厳しいようです(人に見せる時だけかなー)。現在は、両方とも1024x768で動作させています。

◆ 液晶の質
 SXGA+(1400x1050)という変則の解像度で14.1インチということで、当初は文字の小ささを危惧していました。しかし、通常使用では全然問題なくクリアに見えます。

◆ キーボード
 ThinkPad系は初めてなので、非常に満足しています。
 前のノートはVAIO C1とLet's Note CF-A1だったのですが、これらに比べると月とスッポンです。
 珈琲をこぼしても排水できる、というあたりに興味津々です。(こぼしちゃおう、とまでは思わないけど...)

◆ サウンド
 基本的な機能が付いていて、「鳴るよ」という程度です。ノートとしては必要十分。

◆ 筐体:強度と質感
 A4のスリムノートということで、ちょっと丁寧に扱わないとやばそう、という感じではあります。まだ買って間もないので何とも言えないですが、今まで少し小さめのノートを相手にしてきたので、慣れていないのかもしれません。
 ただ、あのブラックボディから来るしっかり感はThinkPad独特のものだなぁ、と思います。

◆ 筐体:各種コネクタの位置
 USBx2が本体左奥。右利きの方は、マウスのケーブルをぐるっと右に回して持ってこなければならないのでマイナス点です。
 IEEE1394ポートはないのに、今だにパラレルポートがあるのに歴史を感じます。
 モデム+RJ45(1000Base-TX)コネクタも左。電源コネクタは背面左側。
 PCMCIA(Type2x2)は左手前。
 全体的にコネクタ配置が左側に偏っているのは、2スピンドルのHDD(右手前)とDVD-ROM(右奥)が両方とも右側に付いているからでしょう。

◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
 右手前のパームレストのところにHDDを配置してあるので、使っているとほんのりと暖かくなってきます。
 CPUは左奥に配置されており、発熱すると左にあるファンが動きます。音はHDDの回転音といい勝負。発熱はFF11を連続稼働させてもほとんど気にならず、底が暖かくなった程度です。最近のノートとは比較できませんが、なかなか好成績だと思います。

◆ ACアダプタ:大きさや発熱
 アダプタはいつものIBM製です。発熱も普通程度でしょう。

◆ モバイル性
 2.3Kgということで、大きさもあいまって常時持ち運ぶことはできませんが、持ち運ぼうという気にはさせてくれます。もともとはX系やLet's Noteを視野に入れていたので「重いなぁ」というのが感想ですが、それは分野が違うということで。

◆ その他
 バッテリーは標準のもので4時間。最近PanasonicのLet's noteで「バッテリーECOモード」というのがあります(満充電ではなく、80%程度で充電をやめるようにする)が、IBMのバッテリーツールでも同じような設定にできるようです。

◆ 総評
 思ったよりパワフル。思ったより重い。
 総合的に非常にバランスの取れたノートだと思います。
 既にT43が出ており、Z系も出た昨今、もはや生産中止を待つばかりの機種となってしまいましたが、値段も完全に下がりきっていて、現時点でもかなりおすすめです。