評価 | 80 点 |
GPU | MobilityRadeon X700 |
CPU | Pentium M |
DRAM | 1 GB |
OS | XP |
投稿者 | Ken | 2006-01-15 02:59:48 |
今まで使っていた愛器LavieSのサウンドデバイスが故障。帰省時の持ち運びが原因と思われる。高い金を出して修理するなら、この際新しいのを買ってしまえと16万ほどで購入。この時の機種選びの基準はSXGA+で(ワイドは絶対不可)綺麗な液晶を搭載した高性能GPUを搭載した物。各社の春モデルが不作だったため候補として残ったのはLavieCとVaioBX。どちらも直販モデルのため実機を見ることはできませんでしたが、このサイトのレポートとコストパフォーマンスの関係でBXとなりました。
◆ 実際の体感速度
今までがBanias1.5G+512Mだったので通常使用ではあまり体感差はありません。
ただ重いアプリを終了させたときなどのスワップがメモリが多くなったためか速くなった気がします。
◆ 液晶の質
正直ガッカリです。VAIOといえばクリアブラック液晶。量販店などに置いてあるtypeFの液晶は大変綺麗でBXの液晶も「LE」を冠した一灯式液晶とはいえここのユーザーレポートでも概ね良好だったので期待してました。
届いた実物を見た感想はとにかく「上下の視野角が狭すぎる」に尽きます。
1年以上LavieSの広視野角IPS液晶エクセレントシャインビューWX液晶に慣れていたせいもあるのかもしれませんが、狭くてしょうがないです。下から見ると液晶上部が暗くて見れたものじゃないし、上から見ると液晶下部が白くなります。基本的に液晶全体を均一な色合いで見れる視野角が存在しないです。どこかが暗くなるか白くなるかを妥協しなければなりません。確かにLavieSの液晶はSoundVuパネルの関係上映り込みはひどかったし、明るさや色もベストな視野角に収まってる部分はBXの液晶のほうが明るくて綺麗です。しかし、よほど極端な角度から見たり液晶の首を傾けすぎたりしない限り均一な画像が約束されるLavieSの液晶のほうが明らかに「見やすい」液晶です。
◆ キーボード
結構しっかりしていて打ちやすいです。
◆ サウンド
まぁ所詮はノートPCのスピーカー。
音質ののよさをウリにする機種以外ではしょぼいです。
◆ 筐体:強度と質感
大変満足してます。見た目も質感も高級感がありかっこいいし、変にたわんだりするところもありません。
◆ 筐体:各種コネクタの位置
右側面ににUSB3つ。頻繁に抜き差しする分には便利だけれどマウスを使うのに邪魔になるので背面にも1つか2つ欲しい所です。その他のコネクタの位置には概ね満足。
◆ 筐体:発熱と冷却ファン音
ファンは常時回ってます。結構うるさいです。LavieSの高負荷時のの音と同じくらいかな。高負荷時になるとさらにうるさくなります。他の人が書かれている通り右パームレスト部分のHDDが結構温かくなります。
◆ ACアダプタ:大きさや発熱
本体のわりにACアダプタでかいです。LavieSの方が2回り小さいです。
◆ モバイル性
今までLavieSを使い続けていたせいで(デカくて重い4.3kg)箱から取り出した時は「軽っ小さっ」でした。でもACアダプタはBXの方がデカかったり、バッテリの持ちもLavieの方がよかったりします(笑)
◆ その他
指紋認証便利です。
◆ 総評
兎にも角にも液晶が残念でした。これが-15点。ファン音がやかましいので-5点。
この視野角に慣れる事ができればいいが・・・