2005年春最速ノート Inspiron 9300 vol.2

ao.gif ファンコントローラー「i8kfanGUI」の効果

さっそく簡単なプロファイルを作り、CPUが50℃を超えた時点でファンを低速で回すように設定してみました。
そして一度回り始めたら、38℃でファンを止めるよう設定。

 38℃→50℃→ファン回転→38℃→ファン停止→50℃……

と動作させます。

9300_25.jpg ファン停止時の音はnx9030と同レベルの35.5dBに

効果は抜群。一気に静かになりました。
ファンレス状態にすると熱をため込むことになり、CPUへの悪影響が気になりますが、Intel提供の資料を読む限り50℃程度なら全く問題ないと思われます。そもそも購入時のままでもゲームなどでは70℃近い温度に達していましたしね。
 Pentium M スペック表 → http://processorfinder.intel.com/


HDDについても最近のHDDは発熱が少ないのか、40℃台で留まっています。
HDDを7200rpmクラスのものに換装すると、発熱も増えるので話は変わってくるかもしれませんが。

 

ao.gif SpeedStep

デスクトップと違い、ノートで気をつけないといけないのが電源設定です。コントロールパネルから設定できますが、ゲームなどを走らせる時は「常にON」を選んでおかないと動作が遅くなることがあります。逆に普段Webサイトを見ている程度の時は、「ポータブル/ラップトップ」などを使うと、SpeedStepによって負荷が少ないときは自動的にCPUクロックを下げてくれます。

そこでSpeedswitchXPでクロック可変の様子をモニターしたのが以下の動画です。

動画

クロック可変の様子 動画(476KB)
SpeedswitchXPを使用

ところが、他のツールで計測するとまた異なる値になります。

・Crystal ID
 Speedswitchよりさらにクロック表示は低め、FSBは85Mhzや88Mhzといった値にまで下がる
 高負荷時は FSB133Mhz の 2128Mhz

・CPU-Z
 アイドル時は798Mhzでほぼ一定、FSBは133Mhzで動かず
 高負荷時は FSB133Mhz の 2128Mhz

・WCPU
 アイドル時は798Mhzでほぼ一定、FSBは133Mhzで動かず
 高負荷時は FSB133Mhz の 2128Mhz

CPUスペック的にはFSBは可変せず、最低クロックは800Mhzであると考えられるため、FSBが100Mhz以下に下がるのはFSB測定方法に問題であるのかもしれません。真相は謎のままです。

 

ao.gif Bluetooth

欧米では結構普及しているというBluetoothですが、日本ではやっと目に付くようになった程度です。普及しない原因は無線LANと比較すると速度がパッとしないことと、Windowsが正式対応しておらず互換性に信頼がない、という2点が問題でしょうね。

蹴茶のInspiron9300のBluetooth相手はもっぱら携帯のW31Tで、

 出先で携帯で撮る → 画像のサブメニューからBluetooth送信

の2ステップで画像を取り込めるのはやはり便利です。
ただ、W31Tのデジカメがもうひとつ画質が良くないのが悔やまれますね。

送受信画面 画像受信中

携帯のアドレス帳なども同期できますが、Outlookは使っていないですし、環境整備するのが面倒なので使っていません。あとこれはW31T側のプロフィール不足が問題なのですが、画像以外のファイルを送受信できないのは痛いです。ファイルを画像に偽装すれば送受信できるのですが、そのままの状態だと拡張子を変えた程度では弾かれてしまいます。
 → W31Tレビューも参考に

 

ao.gif UWXGAの解像度

Inspiron9300は購入時の設定では、解像度の設定であるDPI値が大きく設定されているため、下のGoogleロゴのように滲んだような画質になってしまいます。これではあんまりなので、通常の96DPIに戻すことをオススメします。

グーグルロゴが滲む

戻し方は、画面のプロパティ→設定→詳細設定→全般の順にたどれば変更可能です。

DPI値の設定画面

細かすぎると言われることの多いUWXGAですが、蹴茶の場合は特に眼精疲労などの症状もなく使えています。
たぶん、マウスを使っていることも影響しているでしょう。操作性の劣るタッチパッドを使っていると、つい画面を凝視してしまい、UWXGAの細かさに目がやられやすくなると思います。マウスを使いましょう。

 

ao.gif 何ヶ月か使ってみての体感速度

なぜか9300はスペックの割にユーザーさんからのレポートでモッサリ感が指摘されることが多い機種なのですが、蹴茶もやはりモッサリ感を感じる時があります。SpeedStepを使用せず常に最高クロックに固定するとやや改善することから、モッサリ感の原因のひとつはSpeedStepにあるような気がします。

またデスクトップPCでは7200rpmのものが多いHDDが、5400rpmなのもやはり原因のひとつでしょう。

あとはメモリが怪しい。9300で採用されたDDR2メモリは最新の規格で、メモリ転送幅も大きいのですが、DDR1メモリと較べるとレイテンシーの悪さが当初から問題視されていました。今後、DDR2の高速化と共にレイテンシーの問題も小さくなってくるとは思いますが、少なくとも9300ではその影響がでているような気がします。

 → デル
 → その壱に戻る
 → 蹴茶トップページへ