9600を上回る性能、MobilityRADEON 9700の実力
最大の関心事? 液晶どこまで台湾製ノートの液晶品質が良くなったのか。これがHeliosPro
9700を買った大きな理由のひとつです。MYCOMに載った斜めからの写真はかなりの品質であることを期待させるますが、いかに... まずは正面から
正面から見ると、さすがに綺麗です。
斜めから見てみると次は、MYCOMのレビューと同じ斜めからの映り具合を見てみることにします。 この程度の角度なら、若干色に影がかかる感じがありますが、なかなか発色は綺麗です。 さらに傾けると、急速に色が変化してしまいます。左右の視野角はまぁまぁ合格点でしょうか。
輝度は高い型の古い液晶はたいてい輝度が低かったりしますが、HeliosPro 9700の輝度は高めです。下の写真は昼間にレースのカーテンだけをした窓際での写真ですが、左がデフォルトの輝度で、右が最大まで輝度をあげた状態のものです。少し見やすくなっているのがわかります。
ただ最大まで輝度をあげると、淡い白と真っ白の区別がつきにくくなる、いわゆる「色飛び」が起きているため、明るすぎない蛍光灯下の部屋や、陽の差し込まない北側の部屋で使う分には輝度を下げた方が見やすいですね。
結論これまでの台湾製ノートと較べれば、あきらかに液晶は見やすくなっており、ついに液晶にまで手を入れだしたのかなと思わせる品質ぶりでした。しかし国内メーカーブランドの透過率が高く、かつ低反射処理が施された最新の光沢液晶と較べるとやっぱり見劣ります。 この辺の差はノウハウ云々もあるとは思いますが、店頭販売がメインで店頭ではっきりと違いを見せつけなければならない国内メーカーとのスタンスの違いかもあるのかもしれません。ショップブランドに求められるのは1に価格、2に性能でしょうし。 次回は騒音について |