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⇒ Studio XPS 13
黒の光沢をベースにした筐体と本革がアクセントとして付いた天板を持つ13.3型のゲーミングノート「Studio XPS 13」。あまり時間なく見たので、何枚かの写真と見た部分の簡単なコメントのみ。
価格は変動する物としてあまり考えず、ハードウェアの素の状態を採点します。
評価 | ○ 良い点 × 気になった点 | |
筐体 | ○ スッキリしたデザイン × 指紋は容赦なくつきます。とってつけた感のある天板の本皮 |
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キーボード | ○ 強く押せばしなるものの、たわむと言うほど酷くはない × キートップに小さな段差が付いている形状が指に引っかかる |
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排熱 | ○ GPUはクロック可変。パームレストも不快感はなし × 排気を塞ぐように天板が動く |
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液晶 | ○ 発色はまずまず × 視野角狭く、コントラストが悪く感じる |
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騒音 | ○ 耳障りには鳴らず × 夜はそれなりに響く |
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ソフトウェア | ○ Vistaドライバは提供されている。プリインストールは少なめ × XPドライバは提供されていない |
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性能 モバイル |
○ ACアダプタがかさばらないのはいい × 電源コードがL型ではないので、鞄にそのまま放り込めない |
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総合 | 3 /5 | デル曰く『細部にまでこだわった高級感あふれるデザイン』ということですが、ACアダプタがせっかく薄いのにコネクタがストレート型だったりと、こだわり不足が多々。MacBookのようなプレミア感を期待すると肩すかしをくらいます。キーボードの形状が好き嫌いを大きく分けそうなのと、液晶にこだわりたい人には不向きなモデルです。 |
GPU | GeForce 9400M G |
CPU | Core 2 Duo P8400 (2.26Ghz) |
Chipset | Intel PM45 |
メモリ | DDR3-8500F 2GB (1GB*2) |
ドライブ | 日立 HTS543216L9A / TSSTcorp TS-D633A |
Network | Dell Wireless 1515 nForce 10/100/1000 Mbps Ethernet |
全面的に黒光沢のボディで、指紋がつきやすい。天板はややラメが入った感じで、滑り止めを兼ねた本革がアクセントとして使われています。
場所を取りにくいスロットインドライブが特徴的ですが、SDカードスロット、PCカードスロットはダミーカード方式。光学ドライブをスロットインドライブにするなら、他のカードスロットもシャッター式にすればいいのに思ったりします。
映像端子はminiD-Sub15ピンに加え、HDMI、DisplayPortと3系統もあるのに対し、USBは2ポートのみと不足しそうな予感。排気口は背面の右側にあります。
前面
背面
左側面
右側面
キーは底固いとも言えないが、たわむと言うほどでもないです。個人的にはキーの形状が一番ネックでした。指の腹がキートップの段差に引っかかり、気になります。MacBookのようにほんの少しでもいいので、角を丸めてくれたらまだ良かったですが。
キーボードはバックライト付きで、うっすら光ります。
ノーチェック。
視野角が狭い。姿勢を変えるとすぐ白く浮くので色の締まりがなく、コントラストが悪い。発色は普通。表面はグレア(光沢)で、映り込みもきっちり生じます。
左右の写真を撮り忘れ
65 | 72 | 69 |
69 | 91 | 71 |
73 | 82 | 75 |
AVG 74.1 |
GPUがさほど高性能でないのと、PowerMizerが働いているためか、冷却ファンは耳障りにならないレベルで留まっている。
GPUクロックはPowerMizerが効いているのか可変し、発熱は抑えられている模様。
MHFベンチを回し続けてみましたが、パームレスト、キーボード共に40度台には乗らず、良好な温度を維持しています。
デルらしい少なさ
各種ベンチマーク 3回測定の平均値
FF11 | 3DMark05 | 3DMark06 |
− | 3798 | 1985 |
FF11は最初4330が出ましたが、その後3468,3268と計測するたびに変動。安定感にかける動作です。
とても薄い。ACアダプタから先のコードも細い。質量は300g超とやや重いか。
Hybrid SLI機能を持つが、GPU-ZではGeForce 9400M Gとして認識された。
Core 2 Duo P8400 (2.26Ghz)
MacBookのような作込まれた完成度の高さを期待するとガッカリしますが、キャンペーンで10万円を切る価格ならお買い得感はあるかな。Hybrid SLIはすべてのゲームに対して有効なわけではないので、その点注意。
マニュアルは超シンプル。ほぼCDケースサイズの冊子が1つ。これはデルに限らず、外資系のパッケージではよくあることです。NECや富士通のようなお金のかけたマニュアルは付いてきません。