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2017
F-35のプログラムはC++ コード数はWindows2000並み?
F-35のプログラムはC++ コード数はWindows2000並み?
トランプ大統領が「探知されずに日本上空を飛行させた」と語り、また吹かしてると話題になったF-35。1機、2機ならまだわかりますが、35機って多すぎるだろうという話ですが、そういえばF-35の肝であるプログラムはどうなっているんだろうと思ったわけです。
そうすると引っかかったのが今年の1月の記事。
まだエラーはいっぱい残っているようです。
なんでこんなにエラーが残っているかというと、同じステルス機であるF-22と比べても、プログラム量が膨大なのが原因。ちなみに使われている言語はC++。
もっと特殊なプログラミング言語を使ってるかと思いましたが、人材確保のしやすさ、生産効率の高さから選択されたみたいです。
F-22ラプターのソフトウェアはAda言語で記述していたが、F-35のソフトウェアは驚くなかれ、C++言語で記述
→ 軍事とIT (4) F-35ライトニングIIのソフトウェア | マイナビニュース
F-35開発過程で生まれたコーディング規約がJSF++として非軍事の分野にも影響を与えています(JSFは開発時の名称で Joint Strike Fighter の略)。
ソース: Million Lines of Code — Information is Beautiful
コード数は2200万行とも言われてますが、これはおよそWindows 2000に近い数値です。
Windowsなら市販する前に「オープンベータしよう!」と言って数万人、数十万人でテストしますが、さすがにF-35で同じことはできません。機材は特殊で数も少ないですし、人命にも関わるとあっては遅れるのも無理はない気がします。