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ミクの日大感謝祭、豪華ゲスト+ディラッド視野角広がるか?
来る3月8日、そして9日はボーカロイド“初音ミク”のコンサートが開かれます。■ 豪華ゲスト決まる!
ミクの日大感謝祭のゲストP決まる。ボカロに足を突っ込んでない人にとっては「誰それ?」ですが、ボカロ界に両足ずっぽりはまり込んでいる人間にとっては待望の豪華ゲストです。
→ ミクの日大感謝祭 | 初音ミク -Project DIVA- 公式サイト
2011年ミクパでもPの方々の参加がありましたが、これほどのP(ボカロ作曲者)が表だってゲストとして集結するの2010年のミクの日感謝祭以来となります。
→ 初音ミク ライブパーティー 2011 通称ミクパの懸念 : 蹴茶
■ ディラッドボードのセットに異変が
セガ中の人である通称“1号”さんがtweetで公開したのがこの写真。
これまでとは何かが違います。
ミクパミクさん、イケミクさん。 twitter.com/nakanohito_1go…
― 中の人(1号)さん (@nakanohito_1go) 2月 26, 2012
後ろのプロジェクターの位置が縦スタックではなく、横スタックになっています。
2機体制にするのは1機壊れた時のバックアップ用という話でしたが、この配置であればもしかするとディラッドボードの弱点である視野角も若干改善されるかもしれません。
これまでのプロジェクターは縦スタック
ディラッドボードの視野角はよく知られているように非常に狭いものです。角度が20度もつけば極端に減衰してしまいます。
プロジェクター - ボカロキャラ - 観客
↑の3者が真っ直ぐに並ぶともっとも強く映りますが
下のレン(右)のように角度が付くと薄くなってしまいます。
逆にリン(左)は光量が強すぎるため白く潰れてしまっています。
そこで当時考えたのが光源を横に並べることで、右のプロジェクターは左に向かって光を照射、左は右に照射します。これにより白飛びが起こりにくくなり、かつ視野角も広がる効果が期待できるのではないかというものです。
この時は3機体制が考えた
左右から照射すると像が上手く重ならず、テレビのゴーストのようになってしまいそうですが、横に並べた複数台で1枚の絵を映し出す技術自体は以前からあるものです。
豪華ゲストも確定。
ディラッドボードも新体制となり、これは8日・9日がますます楽しみになってきましたね。
■ ニコニコ生放送 チケット価格
ストリーミングのチケットはそれぞれ2000pt(2000円相当)。
2日間通しチケットは3500ptです。
→ 3/8初音ミクライブパーティー2012よる(ミクパ♪)
→ 3/9初音ミクコンサート 最後のミクの日感謝祭ファイナル
→ チケット販売
ストリーミング配信への投資も相当額でしょうし、嫌みでは無いのですが、ニコ動のように稼働率が高いとライブ中継もドル箱になってきたのではないでしょうか。
儲かった分の幾分かはしっかりミクさん(クリエイターさん)に還元して、次代に繋げてもらいたいところです。
関連
→ 蹴茶: ディラッドスクリーンを調べてみた (DILAD Screen) [7.7]
→ 蹴茶: 動画アリ。新ディラッドボード? 進化したのはどこだろう [6.16]