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価格改定版 iPad 2 は32nmプロセッサで駆動時間が伸びている

第3世代 iPadのリリースと同時に価格改定された iPad 2。
実は搭載されているApple A5が32nmプロセスに進化しています。

そしてAnandtechの調査によって、この32nm版 iPad 2 の消費電力低下、バッテリー駆動時間の改善が確認されています。パフォーマンスは変わってません。
 → 399ドルの「iPad 2」、一部はバッテリ駆動時間が長い?--AnandTech報道 - CNET Japan
 → AnandTech - The iPad 2,4 Review: 32nm Brings Better Battery Life

Infinity Blade 2 を1時間ループさせたのちの表面温度の差
iPad 2 (32nm Processor)

ブラウジング、ゲームにおいても32nmプロセスの恩恵による駆動時間改善が見られます。
 → AnandTech - The iPad 2,4 Review: 32nm Brings Better Battery Life

と同時に、仕様の数値的には iPad 2 と同等とPRされている iPad 3rd の駆動時間が、実際は iPad 2 よりも短いこともわかります。

さらに測定条件は明るさの自動調節をオフ(=おそらく輝度最小)なので、プロセッサと並んで消費電力が増えたと見られているLEDバックライトの影響が最小化されている可能性があります。実際にはiPad2より駆動時間が短い可能性があります。
 → 蹴茶: あえて新型 iPad のダメなところを挙げてみる [3.18]


孫さんが『バッテリ容量は倍ぐらいになっている』と褒めるように語っていましたが、厚み・質量を増してまで容量UPさせたのはやむなく増やしたわけであって、少々的外れな発言だったことになります。