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FDKに売却されたエネループ、富士通モデルが登場

2次電池では抜群の知名度を誇る「エネループ」。知っている方も多いと思いますが、エネループの製造部門は2009年に富士通グループのFDKに売却されてます(ブランドは対象外)。
 → 蹴茶: エネループ身売りされる ブランド自体はキープ [11.1]

FDKが作ったものをパナソニックが「エネループ」として売っていたわけですが、FDKもちゃんと販売網があります。そうした中、ようやくFDK版 “エネループ” の登場です。
 → 低自己放電型ニッケル水素電池「富士通 充電池」新発売! | FDK
 → 家電Watch

エネループは引き続きパナソニックが使いますので、新ネームが必要です。
FDKが付けた名前は...

 富士通 充電池

∑(!? ̄Д ̄)゚ えええええ~ まんまですやん。

エネループという成功事例がありますし、なにか新ブランドを立ちあげても良さそうなものですが、一切のひねりなし。もしや譲渡契約にネーミングに関する “縛り” でもあるのでしょうか。

富士通版エネループ

パッケージもいたって “普通”
富士通版エネループパッケージ

エネループ vs 富士通 充電池

中身は同じですので、PRポイントも同じです。
「くり返し 1800回」
「5年後 70%」
「外付けストロボ 約600回」
などのくだりは全く一緒。

上がエネループ、下が富士通 充電池
FDK エネループ特徴比較

価格が安いなら、富士通版を買いたいところです。

製造は群馬県高崎市のFDKトワイセル