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大飯原発再稼働そっちのけ、FIT正式決定に喜ぶ孫社長

昨日18日、経産省がFITの正式決定をアナウンスしました。ほぼ孫社長の希望通りです。
その直後のtweetがこれ


普段は原発の危険性をさかんに指摘している孫社長。時はまさに大飯原発再稼働直後、どんな痛烈な言葉が出てくるかと思えば、ずっこけるほどポジティブです。
FITの喜びが滲み出ているかのようです。


経産省は “IRR 6%のつもり” で42円/kwhを設定したわけですが、現場のプロは10%超、中国系メーカーに至っては30%という高いIRRを見積もっています。見立ての差が凄まじい。欧州では10円台前半で採算取れているわけで、こういう数値も出てきます。

30%という高いIRRは、ドイツの7%(4月1日FITカット後の値)、イタリアの15%と較べて相対的に割高で、世界中のソーラー企業を引き寄せている。
 → 蹴茶: 日本のFITは非常に魅力的だが、海外勢への障壁もある [6.13]


しかもこれが20年間固定。ヘッジファンドもビックリの金融商品です。
利率を高めるためには早くから好立地を押さえる必要がありますが、それもばっちり。
今後 20年間で産み出される利益を考えれば、孫社長がにやけるのも無理はありません。