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Intel、ムーアの法則は終わらない、あと10年は続く

半導体プロセスの進化は、10nm世代を前にして曲がり角を迎える可能性が高い

こういった意見に Intelが反論。

Intel シニアフェロー プロセス技術の第一人者 Mark Bohr氏
「ムーアの法則は少なくとも今後10年では終わらない」

Intel アーキテクチャグループマネージャー David Perlmutter氏
「7nmプロセス技術までを見据えた戦略を用意しており、2013年以降はCPUをSoC(System on Chip)の形で提供する」

来年末頃から 14nmプロセスの量産開始なので、おおよそ2年で更新のペースでいけば 10nmは2016年頃、7nmプロセスは2018年頃となります。

最大の鍵は難航している極端紫外線 (EUV) 露光の開発。
Intelは ASMLにEUV開発資金の投資をしています。
 → 蹴茶: Intel、ASMLに総額33億ユーロを投資 ニコン株価大幅↓ [2012.7.16]
 → 蹴茶: TSMC 28nm → 20nm → 14nm → 10nm → 7nm [10.30]


ライバル企業(ニコン? ASMLの競合メーカーと言及)に対しては 450mmウェハーの開発支援。こちらは微細化ではなく、コスト改善の技術開発です。
 → ニコン、米インテルと次世代半導体露光装置を共同開発 | Reuters