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モスアイ来た! 光沢、非光沢いいとこ取りの次世代フィルム
蛾の眼がもつモスアイ構造。月の光を反射せず、外敵から身を守る自然の知恵です。ネイチャーにレポートが掲載されたのが1973年。40年の時を経て、いよいよ商品化です。
→ Reduction of Lens Reflexion by the “Moth Eye” Principle
→ MOTH EYE採用 AQUOS 試作機 - Engadget Japanese
→ “モスアイ”AQUOSを発売へ - Phile-web
モスアイ構造自体は数年前から製品化の話が日経新聞などに載っており、シャープ独自という話ではないです。コストの目処が付き次第、他社からもぞろぞろ出てくると思われます。
特徴として「光沢、非光沢のいいとこ取り」フィルムというのが一番しっくりきます。
非光沢のように反射を抑え、光沢のように映像をくっきり見せることができます。
出典: 三菱レイヨン
三菱レイヨンも「モスマイト」の商品名で販売を開始しています。ディスプレイはもちろん、太陽電池などでも太陽高度の低い時の反射を抑えるメリットがあるとされています。
→ モスアイ型無反射フィルム(モスマイト™)の開発
早くノートパソコンに下りてきて欲しいフィルムですね。
→ 蹴茶: 次世代光沢フィルム 光を通しつつテカらないモスアイフィルム [3.25]
→ 蹴茶: 曇らず、映り込まないガラスをMITが開発 [5.1]
※ 追記
→ 機能性フィルム – イノックス / INNOX » モスアイ
→ 機能性フィルム – イノックス / INNOX » 有機ELの光取出し①
→ 機能性フィルム – イノックス / INNOX » 有機ELの光取出し②
→ 機能性フィルム – イノックス / INNOX » 有機ELの光取出し③
関連
→ 光を反射しない蛾(ガ)の眼、モスアイ|自然から学ぶアイデアの源泉 ネイチャーテック|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]