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なぜ日本のOfficeだけ特殊なのか、MS日本法人の言い分

以前書いた日本だけ絶海の孤島クラスの独自商法になっているMS Office。
 → 蹴茶: Office 365 Home Premium またしても日本は割高路線? [2.12]

Office 365 Home Premiumのある国、ない国(=日本)
各国比較

欧米であるとか、先進国であるとか、2バイト圏だとか、そういう分別は全く関係なく、日本だけHome Premiumが無い状態です。(すべてのOffice 2013が未提供の国は結構ある。提供しつつもプランが無いのが日本)

なぜ日本のOfficeだけ特殊なのか、日本法人の言い分が書かれています。

なぜ、日本だけが特別という事態になってしまっているのだろう。

「これは本社からの指令でこうなったのではなく、日本法人が市場調査をした結果として、日本向けのライセンス形態が必要と判断しました」(三野氏)。

Officeを巡る日本市場の特異性の1番目として、店頭で販売されているPCのほとんどにOfficeがバンドルされて売られていることが挙げられる。
 → 【三浦優子のIT業界通信】なぜ日本のOffice 2013のライセンス形態が特別なのか


バンドル版が幅を効かせていることを挙げていますが、そもそもバンドル版がもてはやされるのは日本のOfficeパッケージが高いという背景があります。
 → 蹴茶: Win8 WoAにOffice15 MS Officeの各国価格を調べてみた [2012.2.10]

欧米・アジア含め世界各国のなかで日本のユーザーだけITリテラシーが低く、バンドルでないとダメという解釈は無理がありますし、ぶっちゃけた話「現状で儲かっているので変えたくない」というのが本音ではないでしょうか。