デル、市販のデスクトップGPUを利用できる13型ゲーミングノート

MSIに続いて今度はデルが外付けGPU利用可能なゲーミングノートを発表。

　→　デル、デスクトップGPUを接続できる13型ゲーミングノート ～謳い文句は「デスクトップより速いノート」 - PC Watch
　⇒　ALIENWARE 13 ノートパソコン（2014/10/28発売）

ディスプレイはフルHD 1920×1080 の13型IPSパネル。
オプションで 2560×1440 に変更可能です。こちらもIPSパネルで追加料金は3万円弱。

ノートパソコン本体にも「GeForce GTX 860M」と結構強力なGPUを搭載しています。


外付けGPU

内蔵GPUとは別に市販のGPUカードを外付けBox（Graphics Amplifier）に接続できます。

デルの推奨グラフィックカードは：

GeForce GTX 980/970/TITAN Black/TITAN/780 Ti/780/770/760 Ti/760/690/680/670/660 Ti/660

Radeon R9 290X/290/285/280X/280/270X/270 Radeon HD 8970/8950/8870/8770/7990/7970/7950/7870/6990/5970

　→　Engadget Japanese

出力先は外部ディスプレイでもAlienware自身の画面でもOK

　１．Alienware 13 → Graphics Amplifier → 外部ディスプレイ
　２．Alienware 13 → Graphics Amplifier → Alienware 13



9画面出力

面白いのは Radeonカードを搭載、AMD Eyefinityテクノロジーを利用した場合、9画面出力が可能になります。

Eyefinityテクノロジーで6画面、本体画面、HDMI、mini DisplayPortで計9画面。
株取引用の多画面構成を見かけますが、ああいったことも可能になります。

6画面対応のRadeonを使った場合は、ノートPCで計9画面構成が実現できる。
　→　PC Watch

推奨GPUではないですが、Eyefinityの例

出典: AMD


ややこしい

デルサイトは相変わらずわかりにくい。
スタンダードモデル構成にはこの外付けBoxは付いてないので要注意。

　１．スタンダードモデル　税・送料込み 14万184円

　２． プレミアムモデル　税・送料込み 16万7184円

セットとなるのはプレミアムモデルで、Graphics Amplifierを単品で買うと 3万2184円。

単品で売る理由ですが、今後 Graphics Amplifier を使えるモデルが増えるらしい。専用コネクタなので技術提携でもしなければデルノート専用です。

　⇒　ALIENWARE 13 ノートパソコン（2014/10/28発売）



他社からも出ている外付けGPUノート

デル以外のメーカーも長年このテーマには取り組んでおり、知る限りの古いところでは、2008年にASUSがノートパソコン用の外付けGPUを発表しています。

　→　ASUSTeK、ノートPC用外付けビデオカードを正式発表

他にもMSI（来年発売予定）やソニーから外付けGPUノートは出ていますが、今回の新製品は市販のGPUカードを幅広く使える点が大きなアドバンテージです。

　→　蹴茶: ようやく製品化されたMSIの外付けGPUユニット [9.9]