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16
2015
無線充電(Qi)の充電時間について有線充電と比較
無線充電(Qi)の充電時間について有線充電と比較
おさらい。無線充電(Qi)とは?ケーブル不要、無線で充電する規格です。
いくつかの規格がありますが、ドコモやGoogleが大々的に採用し、現在一番使われているのが「Qi」という無線規格です。
出典: おくだけ充電について | NTTドコモ
携帯端末側のカバー類は外して充電するのが正規の使い方のようですが、付けたまま充電する方も多いような。ケースによっては発熱のリスクも考えられるので、外しての充電が当然ながら推奨されています。
こういうケースでも充電は行われる。
一方で充電器と端末の位置関係についてはかなりシビア。ずれると充電されない。
(↓LEDが青ではなく赤の場合は不可)
充電時間
検証と言えるものでもないですが、Nexus 5 とドコモワイヤレスチャージャー03との組み合わせで充電時間を計ってみました。
まずケースありなしで計測。
カバーを付けたままでも充電時間は変わらないようです。
(電池残量10%→100%までの時間を計測)
続いてNexus 5 付属の有線充電器と、ダイソーの210円充電器による充電時間。
充電モードは
付属充電器+付属ケーブル → AC充電モード
ダイソー充電器+付属ケーブル → USB充電モード
となります。充電モードについて触れると大きく脇道に逸れるのでスルー(参考)。基本、AC充電の方が高速です。
結果はAC充電が最も高速、次いでUSB充電、Qi充電となりました。
無線にしろ有線にしろ、充電器によって充電時間が大きく変わる可能性がありますが、そこまでの検証は手が回らないので、とりあえずの結果として見てください。
今年はより大容量の電流を流せるQi規格の製品化や、Intelが推す強力なライバル規格の登場など去年にも増して無線充電が熱くなりそうな気配です。