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2015
会社分離後、初の新製品となるVAIO Z 13.3に集うライバル
会社分離後、初の新製品となるVAIO Z 13.3に集うライバル
ソニーからの分離後、VAIO株式会社となって初のオリジナルモデルとなるVAIO Zが発表。→ Engadget Japanese
→ PC Watch (Hothotレビュー)
今回発表されたのは↓下図に並ぶ4モデルのうち、左の2モデル。

一番左のヒンジが変形する「VAIO Z」は即日販売開始。
左から2番目のタブレット分離型「Z Canvas」は5月に販売開始予定です。
「VAIO Z」はマルチフリップ機構と称されたVAIO Fit譲りの可変ヒンジが最大の特徴です。

トランスフォームするヒンジは賛否両論ありますね。
「極限まで薄さを追求するのが“VAIO Z”なのに、こんなのZじゃない」とか。

NECといい、ASUSといい、Dellといい、13.3型が一番熱いサイズになってますね。ASUSなどはファンレス10万円以下の代わりにCPUパワーが犠牲になるなど、方向性が違うのも面白い。
液晶パネルはパナソニック製のIPSα
液晶パネルはパナソニック製のIPSα。
WQHD(2,560×1,440ドット)の13.3型IPSα液晶(タッチ、デジタイザペン対応)
→ 笠原一輝のユビキタス情報局
冷却ファンの羽根は素数
冷却ファンの羽根は共振しないよう異なる素数。
ファンのブレードの形状を工夫し、さらに2つのファンの羽根をそれぞれ数が異なる素数にしてうなり音を押さえるなどの工夫を加えているという
→ 笠原一輝のユビキタス情報局
Alienware Alphaも“素数”アピールしてましたね。
→ 蹴茶: ALIENWARE Alpha レビュー、冷却ファンのブレードは素数 [2.9]
スピーカー
店頭だと判断しにくいですが、一度試聴してみたいですね。
ぶっちゃけ、今回のZで一番感動したのは、ボディ剛性でもグラフィック性能でもなく、音なんだよぁ〜。
マジであんな筐体から出る音とは思えなかった…
展示の際は音も体感できるよつにしてほしいな〜
— へんじがない ただのしかばねのようだ (@CABed) 2015, 2月 16
中村 光先生、もうちょっと性能を欲す
ハイパワーを謳う新型VAIO Zですが、「荒川アンダー ザ ブリッジ」や「聖☆おにいさん」で有名な漫画家中村光先生曰く、デスクトップと較べてしまい、もうちょっと性能あれば、とのこと。
――VAIO Duo 13の時と比べると、どうでしたか。
すごく良くなっていると感じます。だから逆に比較対象がモバイルPCではなくて、家に置いてあるデスクトップPCのレベルになってしまいます。筆の追従は、もうちょっとでMac Proと同じくらいになりそうなので、ついついそのスピードの要求をしてしまうという感じですね。
→ VAIO | Prototype Tablet PC 中村 光先生、『聖☆おにいさん』を描く。/前編
情報を消費する側で使うならゲームを除けばほぼオーバースペックですが、クリエイティブする側に回ると途端に性能不足を感じるというのはPCの常ですね。
SSDのおかげで昔に較べるとだいぶ解消された気はしますが。