07
04
2016
NEC、パソコン事業からそろり足抜け レノボに株売却

NEC、パソコン事業からそろり足抜け レノボに株売却

NECがレノボとの合弁会社の株式を売却。

 → 持分法適用関連会社株式の一部譲渡に伴う譲渡益の計上に関するお知らせ (2016年7月1日):プレスリリース | NEC

4万9000株のうち4万4100株ですから、大半を売却です。
代わりに配当がもらえない劣後株式を受け取り、議決権だけは保持します。

保有する4万9000株のうち4万4100株を28日に約200億円で譲渡。ほぼ同額を2017年3月期に営業外利益として計上する。得た資金は成長領域と位置づける社会インフラ関連のIT(情報技術)に投じる。

……

NECは事業の選択と集中を進める中で、11年にレノボとパソコン事業統括会社を設立。2年前には両社はどちらかが要求すれば、統括会社のNECの議決権比率を33.4%まで下げられる取り決めをしていた。
 → NEC、レノボにパソコン合弁株を一部売却 インフラ事業強化 - 日経新聞



合弁設立当初はどうかわかりませんが、2年前に上記のような取り決めをしたということは、その時点で足抜けの方針は決まっていたのかもしれませんね。

 → 蹴茶: NECとレノボ、パソコン事業合弁を正式発表 [2011.1.28]
 → 蹴茶: NEC、パソコン事業再編時に受け取ったレノボ株すべて売却 [2012.9.5]