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06
2016
パナソニック、LED電球の5年保証を開始、過去販売分も適用
パナソニック、LED電球の5年保証を開始、過去販売分も適用
先日「LED電球、10年ももたないよ!」という記事をあげましたが、それを見たわけではないでしょうが、世間の不満を嗅ぎ取ったパナソニックがLED電球の5年保証をアナウンス。販売後、5年以内に切れた場合は新品と交換してくれます。
→ LED電球に保証制度を導入 | プレスリリース
なんと過去分も適用だそうで、太っ腹。
(レシート無い場合はロット番号で判断される)
点灯時間ではなく日数保証
残念ながら点灯時間ではなく日数で保証期間が区切られます。
1日10時間つけたとすると、5年で18250時間ですから「ちょっと少なくね?」と思うところです。ちなみに24時間だと、43800時間。
メーカーからすると「点灯時間はわからないので…」ということなのでしょうけども。
対象外になることも
プレスリリースには
「使用状況によっては対象とならない場合があります」
との一文。
自作PCの電源もそうですが、通気の悪い環境で使うとたちどころにコンデンサの寿命を縮めますので、密封非対応のLED電球を密封して使ったりすると、対象外になるのだと思います。
密封かどうかの判別は明確には無理だと思うので、この辺は申告者の良心だよりでしょうか。
これまでも交換には応じていた
SNSなどの反応見てると、これまでも交換してたとの声がチラホラ。
家電Watchにも体験レポートみたいなのが載ってます。
パナソニックのお客様相談センターに問い合わせたところ、メールで使用機器や状況についてやりとりがあった後、新品を送ってもらえることになった。
→ 第5回:寿命前に死亡したLED電球が新生児としてよみがえる - 家電 Watch
クレーム付けた人だけ交換というのは “ずるい”感ありますから、おおっぴらに交換を謳ってくれたのは交渉面倒くさいユーザーとしてはありがたいですね。
レシート無い! → ロット番号で
「4年前に買ったLED電球のレシートなんかあるかよ!」
というのはもっともな意見でありまして、そんな場合はロット番号で判断されます。
出典: LED電球に保証制度を導入 | プレスリリース
たとえば、うちに転がっていたLED電球(1ヶ月前に死亡)で見てみると、
ロットが「0I22A」ですから、1桁目が 0 で2010年。2桁目が I なので9月、つまり2010年9月から5年間保証となります。残念 orz
洗面台で使っていたので、点灯時間でいえば、2万時間もいってない(1日数時間)と思いますが、日数で切られるとこういう残念な結果にもなりますね。