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Intel CPU 32nmプロセスの展開 SandyBridgeまとめ

CPUは今年末に「Clarksfield(45nm, 4コア)&Intel PM55」のコンビが登場。Clarksfieldは「Nehalem世代」に属するCPUで、つまるところCore i7のモバイル版です。Penrynと同じ45nmプロセスなので劇的な性能アップとはいかず、個人的にはClarksfieldはパスかなぁ...
 → インテル、超薄型ノートPCでモバイルを次のステージへ

 2007年 Penryn (45nm)
 2009年 Clarksfield (45nm)
 2010年 Arrandale (32nm)
 2011年 SandyBridge (32nm)

来年の秋・冬頃にはAuburndale(45nm, 2コア, キャンセルされて市場には出ない)の改良版であるArrandale(32nm, 2コア)が出ます。これは32nmプロセス「Westmere世代」のCPU。イメージ的には後期Pen4を連想しますね。翌年2011年にはCore Duoを設計したハイファチーム製の「SandyBridge (32nm)」が出てくるので、ArrandaleがかつてのPrescottのような存在感の薄いCPUになるのか、Northwood程度に売れるのか、その辺はSandyBridgeのスケジュール次第?

SandyBridgeも32nmプロセスですが、新たな命令セットが加わると言われています。命令セットはすぐに性能アップに繋がるものではないですが、スマートなCPUを作るのに長けたハイファチームですので命令セットのみならずどんなCPUが出てくるのか楽しみです。
 → 蹴茶: Core i7は売れるのか?ノートに来るのか? 2008.11.3

※1 デスクトップ版のコードネームで書いたのを訂正。すみません。
 → モバイル版Core i7へ進むIntelのCPUロードマップ

※2 SandyBridge情報
32nmプロセスで製造されるイスラエルチームが設計した本命CPU。
6月頭にA0シリコン(試作品)が既にテープアウト。
IGP統合の上でTDP 85Wであればノートに載せるのもさほど苦労はしないと思われる。
GPU性能はMontevinaの3倍といわれている。
 → The AMD's Cafe:32nm SandyBridgeについて