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溜まった本は「分解・スキャン」 需要と供給のミスマッチ
※ちょっと書き直しました無駄の塊みたいな話です。
→ 溜まった本は「分解・スキャン」~今すぐ始められる作業手順 - はてなブックマークニュース
本・雑誌の電子化は以前私もやってましたが、最近は時間がもったないという意識が強まり、電子ブック時代の到来を待っています。ユーザーによる電子化はとにかく無駄が多いです。
1.場所の無駄
2.資源の無駄
3.ユーザーの時間の無駄
なんでこんな作業をユーザー側がせっせとやらないといけないんでしょうね。
出版社はデジタルデータを印刷して製本、流通に乗せて店舗に並べ、人を雇って客に売り、客はノイズ混入を諦めながら地道にスキャンしてデジタルデータに戻す。おそろしく無駄です。
出版業界は「本が売れない、売れない」と嘆いてますが、私の場合、本を読みたいのはたいてい移動の最中や帰省時などちょっとした合間です。本を持ち歩くのは重くて面倒だし、PDAサイズで持ち歩けたらどんだけ楽かと思います。読みたい需要はあるのに、供給側がそれにあわせようとしない。需要と供給のミスマッチもいいところです。
一応、パピレスのような電子ブックサービスはありますが、独自アプリ限定の不便な独自フォーマットだったり、期間限定だったり、ユーザー側に不便を押しつけているうちは売れないですよ。携帯コミックは市場規模が拡大しているようですが。
iPod vs ウォークマンの時もそうですが、供給側の都合でユーザーの利便性を縛ってると、あとから来た外様企業にごっそり持っていかれるハメになりがちです。テレビも書籍もユーザー側に視聴スタイルを強要してそっぽを向かれるという同じ穴にはまっているように見えます。
→ 蹴茶: Amazon iPod touch / iPhoneをKindle化 2009.3.5
→ 蹴茶: ホームサーバーの一環でもありますが、OCRソフト物色中 2008.2.22
<追記>
本の電子化はやめたと書きましたが、新聞の電子化は未だにやってます。本・雑誌以上に場所を取るのと、本や雑誌と違いおそらくリアルタイムにやらないと、あとあと入手できる可能性がゼロに近いためリアルタイムにやっていく必要性を感じてます。A3スキャンが可能なブラザーの「MFC-6490CN」が欲しいのも新聞の特集ページを一気に読み込みたいがためです。
→ 蹴茶: 日本の新聞の電子化 2009.2.4