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Kindle向け電子ブックの販売数が紙の本を越える
電子ブックの販売数は順調に拡大中。米Amazonは12月26日、同社の電子書籍リーダー「Kindle」向けの電子書籍の販売数が、クリスマスの25日、初めて紙の書籍の販売数を超えたと発表した。
→ Amazon、Kindle向け電子書籍販売がリアル書籍を超えたと発表 - ITmedia エンタープライズ
Amazonが音頭を取ったからこその成功だと思います。日本で成功しなかった第一要因はコンテンツ不足にあると思うので、その辺を解消しないと日本で同じハードを売ってもダメなんでしょうね。
→ 蹴茶: Kindleは売れないという識者たち アンケートも作ってみた 2007.11.28
今日、必要に迫られたのもあったのですが、ほぼ衝動買い的にiPhoneで辞書を購入。iPhoneの登場でおそらく辞書の販売数は増えたはずです。電子辞書は検索しやすいという付加価値もありますが、価格も手ごろなのがいいですね。
→ たった2人で売上7500万円!iPod向け「大辞林」ヒットのワケ - 東京ウォーカー
辞書以外だと店頭で買いにくいアダルト系の本(AppStoreでは禁止ですが)や、速報性が求められる漫画雑誌なども売れるように思います。既にAppStoreに並んでいる雑誌もありますが、それは普通に紙の雑誌で見たいファッション誌だったりするので、ちょっと電子本として売れるコンテンツからは外れているようにも思います。
価格についてはどうしても既存の紙媒体に配慮した価格だったりするので、その辺も伸びない理由ではないかと。入手性は抜群に良いのですから、あとはポンとお客さんの背中を押せるだけの力をもった価格というのが欲しいところです。