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Intel「USB3.0? そんなのもあるけどやっぱりLight Peakだね!」

という会話があったわけではないですが。

Intel Otellini氏
「ユーザー同士がそういったコンテンツを共有する手段が求められるようになるだろう。現在「USB 3.0」があるが、それよりさらに高速な「Light Peak」がある。Light Peakは10Gbpsの速度でデータ転送が可能。」
 → [CNET Japan] インテルCEOの2010 CES基調講


この文章を読むと、IntelがUSB3.0が普及してもいいけど、次世代インターフェイスの本命はLight Peak(光ファイバー)だよねーと考えてそうです。USB3.0策定段階で光ファイバーを採用したかったIntelですが、コスト面を懸念した企業が多かったことから断念しています。

Intelが協力企業の意向を受けて渋々引き下がったような話のある「Light Peak」。光ファイバーを使った接続規格で、当初Intelが「USB3.0」として規格策定に動いていたものです。結局、USB3.0にはケーブルなどのコストが高く付くという理由から旧来の銅線が選ばれたのですが...
 → 蹴茶: Light PeakはUSB4.0? 規格策定にAppleの影 2009.10.6


USBの規格化団体「USB-IF」がLight Peakを規格化しないなら、電気電子学会「IEEE」で規格化してもいいといった感じで色々動いているようです。

速度を比較すると、USB3.0の理論値が MAX 5Gbps。LightPeakは現状 10Gbpsで将来的に 100Gbpsを視野に入れています。そんな帯域を何に使うのか?というと、3Dムービーを一般ユーザーが編集したりすることを視野に入れているそうです。時代を先取りしすぎてる気がしますが...

3Dムービーと聞いて黙っちゃいないのが3D映画を絶賛推進中のソニー。渡りに船ということでIntelに賛同コメントを寄せたり、VAIOへの搭載を計画しているという話が出るなどかなり協力的です。

ソニーは、ノート・パソコン「VAIO」にLight Peakを搭載しようとしている
 → 米半導体メーカーが、Light Peak用トランシーバICを開発 | EE Times Japan