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イカロス 太陽帆の2次展開を完了 スターウォーズのドゥークー伯爵

つい興味のあるネタに走る蹴茶です。
すみません。

■ イカロス ミニマムサクセス達成

ソーラーセイル実証機「イカロス」君ですが、無事ソーラーセイル(太陽帆)の展開を完了。遠心力で帆を張るというほぼ新規の展開方法でしたので、関係者の方々の喜びもひとしおでは。
 → 時事ドットコム:帆の展開、すべて成功=宇宙ヨット「イカロス」
 → イカロスチャンネル
 → 蹴茶: H-IIA (H2A) 17号機 打ち上げ成功 イカロスの展開方法 2010.5.21

IKAROS太陽帆展開手順
公開された写真では本体から伸びる軸、その先に広がる銀色の帆が見えます。
IKAROS太陽帆展開完了

今回のイカロスは実証機。
将来構想として、このソーラーセイルとはやぶさで一躍有名になったイオンエンジンを組み合わせた木星・トロヤ群探査機を打ち上げるプランがあります。

木星・トロヤ群調査

資料 ソーラー電力セイル技術を生かした 木星・トロヤ群探査計画の初期検討


■ スターウォーズのドゥークー伯爵

あと、スターウォーズのドゥークー伯爵を思い出された方も多いかと思います。
ドゥークー伯爵がヨーダとの戦いのあと乗って逃げたのもセイル型宇宙船「Geonosian solar sailer」です。

レゴが出ている
B001PQUL9S

ただし見られた方はわかると思いますが、星間航行をサラッとやってのけるほど速度が速い。starwars.comによれば未知のエネルギーを捉えて推進力を得ているという設定になっています。
 → StarWars.com | Geonosian solar sailer

ドゥークー伯爵のことは前にも書いたような気がしますが、サイト内検索で出てこなかったのでもう一回φ(..)


ゆくゆくは分離カメラでイカロスの全体像を撮影する予定。
イカロス分離カメラ