Seagate Barracuda 7200.11は地雷入りなんだそうな

最近よく見かけるHDD復旧業者の持ち込みレポ。以前の記事と違って、今回はこれまで言及を避けてきた壊れやすいモデル、壊れにくいモデルに少し言及しているのが注目点。

ちなみに、今回のBarracuda 7200.11は、非常によく持ち込まれるHDDの1つで……診断自体はわずか3分しかかかっていないのですが、実はこのHDDには、ファームウェアに初期不良のあるものが混ざっているというのが業界の常識になっています。その結果、突然正常に動作しなくなることがあるのです。
（略）
同一ロットでさえ正常なものと異常なものがあるという状況ですね。シーゲイトはいまだにこのファームウェア不良を解決していないので、根はかなり深いと思います。
　→　HDDサルベージ探訪 ITMedia

該当モデルを所有している方はバックアップは念入りに。
　→　常時バックアップの勧め

他には
　・ WesternDigitalは復旧が難しい印象 修理の定石が見えてこない
　・ 日立製も壊れる際にプラッタに傷が入ることが多く復旧率は低い
　・ お勧めは「WD Caviar Black」
　・ 2.5型で優秀なのは東芝 ヘッドが非常にタフで修理もしやすい
　・ 「東芝100％復旧」を謳う業者もあるが「そりゃそうだろう」と

こちらもあわせて
　→　蹴茶: ハードディスク復旧、熱はHDD故障の重要ファクター　2009.8.8