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Samsung が SeagateにHDD事業を売却

日立に引き続きサムスンが14億ドルでHDD事業を業界2位のSeagateに売却。
これでWesternDigital、Seagate、東芝の2強+1体制。
 → ITMedia  → 日経ITPro

HDD、サムスンがSeagateに売却

2010年出荷台数シェア
 1 Western Digital 31.3% → 48.5%
 2 Seagate Technology 30.3% → 40.6%
 3 HGST 17.2% → WesternDigitalへ売却
 4 東芝 10.9%
 5 Samsung Electronics 10.3% → Seagateへ売却

俄然気になるのは東芝のHDD部門。
HDD業界がCPU業界のような2強体制(Intel、AMD)に移行していくことも考えられ、WDとSeagate、主導権を取ってHDD界のIntelになりたい双方から好条件のオファーがあっても不思議ではないです。

一方でマザーごと変更となるCPUと違って、HDDは乗り換えが容易なので 2強依存を減らしたいメーカーが、リスク分散の意味で東芝への発注をどんどん増やす事も考えられます。

WDとSeagateが寡占化による利益確保に動けば東芝も一息つけ、シェア拡大のチャンス。逆に価格競争が激化したままだと規模のハンデがのしかかってきます。東芝の舵取りが見物です。

 → 蹴茶: 日立がHDD事業(HGST)をWesternDigitalに売却