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さて、組み立てです。 これまでのパラレル接続のものと較べると、大幅に小さくなっています。SATA用の電源コネクタも、これまでのペリフェラル4ピンに較べると、さしやすく超楽ちんです。 |
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ドライブ一つめセット完了。 問題は二つめ。コネクタの向きがドライブと逆向いているので、少しひねって差し込まないとダメなようです。 |
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ケーブルをグイッとひねって‥‥ |
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なんとか接続 |
最後のねじを回して完成!
デスクトップなら、eSATA変換ボードが色々と出回っていますが、ノートの場合種類はそう多くありません。
型番 |
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メーカー |
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規格 |
ポート |
コネクタ |
チップ |
価格 |
SATA2E2-EC34 |
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SATA-II 3.0Gbps SATA-II 3.0Gbps*1 SATA-II 3.0Gbps SATA-II 3.0Gbps SATA-I 1.5Gbps SATA-I 1.5Gbps*1 |
2ポート |
ExpressCard 34 |
SiI3132 *2 SiI3132 *2 SiI3132 *2 |
\4,100 |
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*1 仕様書では150MB/sec, 300MB/secと記述あり。SATAでは1byteが10bitに変換されるため。 *2 SiliconImage製 |
ざっと確認したところ、以上の6製品がありました。
PCI
ExpressCardであることと、値段から今回は苦労覚悟で玄人志向をチョイス。
あとはInspiron君に繋ぐだけ
これ注意です。
静粛性、皆無に等しいです(涙
小型ファンを回しているためか、うるさいのなんのって。
部屋の隅に置いても、廊下からファン音が丸聞こえです。
ファンの換装か、段ボールか何かに放り込む必要がありますね...
※6/15 動画追加
新兵器入手(^^;
玄人志向のサイトに訂正があがってますが、ドライバの場所がマニュアルに書いてあるところと違うので注意。↓ここです。 |
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パーティション! フォーマット! (ふたつ同時進行で1時間20分ほどでした)
つい場所を忘れがちな、「ディスクの管理」はマイコンピューター右クリックから「管理」にあります。
とりあえず動いたところで、メーカーが資料としてよく使うHD Benchを一応実施。
リードは48MB/s、ライト64MB/sという結果でした。
続いて、よりHDD性能を正確に測ることのできるHD
Benchを実施したところ、
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んんん? 速いのは速いのですが、ちょっと妙です。 もっとも速度の出るはずの外周部で、何かに頭を抑えられているような結果です。 HD Tune: HDT722525DLA380
Benchmark もう1台の方も同じような結果に。 本来はこの方のブログのように、放物線を描くのが普通のはず。ExpressCardの実測の壁がもう迫ったいうのも妙な話です。 |
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eSATAケーブルを外して、1台のみの接続にしても結果は同じ。
また「RamPhantom」でRamディスクを作り、そこにHD
Tuneをインストール。
Inspiron 9400内のHDDがネックにならないようにしてみましたが、変化なしでした。
どこがネックなんでしょう。
ちなみにInspiron 9400内蔵HDDは以下の通りの結果でした。
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ブランクな外付けと違い、既に入っているソフトがHDDにアクセスするためグラフが乱れていますが、一応放物線が見て取れます。 それにしても転送速度が遅い。 |
それでは、2台同時にベンチを取ってみたらどうなるか。
Expressの帯域がいっぱいなら、半分、半分になると思われますが‥‥
HD Tuneを2つ起動させ、2台ほぼ同時にベンチスタート
そして、途中で一方のHDDテストを手動で止めてみました。
うーん、減るどころか、1台の時よりも最大転送値が10MB/sほど上がってしまいました。
1台だけ測定をやめたところ、片一方のスコアも1台動作時並みに落ちたので、なんか転送データがごっちゃになっているみたいですね。ベンチ自体が失敗なのか。
ならばと、Silicon
Imageのサイトから最新ドライバ(1.0.16.0)を落とし更新をしてみましたが、変わらず。
RAID対応ドライバと思われる「3132r5_x86_1431_logo」も落としてみましたが、今度はインストールの時点でくじけてしまいました。おそらくBIOSもRAID対応のものを入れないとダメなんでしょう。この玄人志向カードにRAID対応BIOSが入るかどうかわかりませんが。
さらに、Silicon
Image謹製のRAID Managerもインストしてみましたが、起動の段階でそもそもドライバが入ってないぞ、と怒られ動きません。
うーん、ドライバの問題じゃないのかなぁ。
ベンチはあくまでベンチなので、実際にファイル転送をやってみました。
使ったファイルはこれ (645MB)
これのコピー時間を計測。結果、
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from |
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to |
time |
電卓で計算した転送レート |
1 |
内蔵HDD |
→ |
eSATA HDD |
22秒85 |
28.23MB/s |
2 |
eSATA HDD (A) |
→ |
eSATA HDD (B) |
11秒82 |
54.57MB/s |
3 |
eSATA HDD |
→ |
内蔵HDD |
34秒99 |
18.43MB/s |
ご覧の通り、はっきりとした差が出てきました。まぁ、速いです。eSATA同士が(^^;
みるみるうちに進捗バーが進んでいくさまは爽快です。
おそらくこれが日立HDDの本来の性能でしょう。
内蔵HDDが絡んだ条件では、内蔵HDDがネックになっていると思われます。
ネックになるにしても、ライトよりリードの方が速いため、3の条件より1が速いということでしょうか。
速度上の疑問点は残りますが、データ保存庫としては非常に有用と言っていいと思います。
内蔵HDDより明らかに速いですし、一度放り込んでしまえば、もうひとつのeSATA
HDDにミラーリングするのも高速です。ニコイチBOXのファン音はうるさいですが、HDDの温度もだいぶ低く抑えてくれています。
ただ、速度問題はすっきりしないですねぇ。
帯域としては以下の通りになるはず
なので、バス幅がこの遅さに繋がっているとはちょっと考えにくい。
「ニコイチBOXと玄人志向カードの相性問題」が一つの説になると思いますが、ニコイチ内の日立HDD同士は速いというのがまたなんともわからない結果。
「サウスブリッジとPCI Express間が遅い」というのもひとつの説でしょうか。
サウスとP-ExpがUSB2.0で繋がってたら、話はわかりやすいですが(笑)
はぁ。
もういっこカード買えってことでしょうか?
−−− ここから追加更新分 −−−
‥‥‥○日後‥‥
んで、もう一つ買ってみました。
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リベンジ!ということで、購入したのは これも SATA-II 3.0Gbps対応なのですが、思うような速度が出てくれるでしょうか。届いたのは店舗のシールを貼った白箱に、インクジェット印刷の説明書。 ちょっと不安です(^^; |
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見ての通り、34より横幅の広いExpressCard
54対応。 |
ドライバセットアップ中‥‥
ん、あれ?
案の定というか、印刷されたセットアップガイドの記述通りにいきません(・_・;
ガイドには「CD-ROM ドライブの GUI フォルダ内に、ArrayManagerソフト」を入れてとあるのですが、そもそもGUIフォルダが無い。ソフトのファイル名で検索しても引っかかりません。
幸か不幸か、さきの玄人志向カードをいじってたときに、Silicon ImageサイトからRAID Managerはダウンロード済み。これでいけるだろう、とファイルを再度インストールして事なきを得ました。
玄人志向と違ってドライバを入れただけでは動かず、単体運用でもマネージャーソフトが必要みたいです。
RAIDマネージャーを入れると、単体運用、RAID
0, RAID 1, RAID 10, RAID 5の運用が可能になります。(ガイドより)
蹴茶はもともとRAID組むつもりはないのですが、とりあえずRAID 0 の速度だけ味わって、単体運用に戻すことにします。
手順としては、
ツールでRAIDグループの構築 → Windowsから認識 → パーティション作成 → フォーマット
となります。
フォーマット終了。
いよいよリベンジの時です。 Start!
ぶおおぉぉぉ かりかりかり‥‥
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HD Tune: SiImage Volume
A Benchmark |
はぁぁぁ...(涙
完全に前回と同じ結果になってしまいました。何が足を引っ張っているのやら。可能性としては、日立HDDは出荷状態だとSATA-I 設定らしく、Feature Toolで SATA-II に設定変更しないと速度がでないという話もありますが、うちにはデスクトップPCが無いので設定変更はできず...いまのところ手も足もでず完敗です。
最後にRAID 0 を試してみました。
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HD Tune: SiImage Volume A Benchmark |
なんじゃこりゃ
見た目は派手ですが、速度がすんごい不安定です。実際に先の645MBの動画ファイルを転送したところ、1回目30.28秒、2回目30.51秒とRAIDの意味がまったくない結果に。
なんなんだ?(^^;
ニコイチ
この騒音は致命的です 他の静粛性の高いものを選んだ方が良いでしょう
eSATAカード
結局、Inspiron 9400のせいで性能がはっきりしなかったので評価無しとさせてください。
ただ、印象としては玄人志向のカードの方が、シンプルで扱いやすい印象は受けました。
後日、ニコイチ付属のファンを静音ファンと換装しました。
左が新規購入ファン
当然、風量は落ちるので、HDDドライブにとってはいいことではありませんが、音が原因でそもそも使わなくなっているので、ある程度の熱篭もりは目をつむることにします。
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本当は新旧ファンの配線を綺麗につなぎ替えれれば良かったのですが、コネクタをうまく分解できなかったので、線を切りました (;^_^A |
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ハンダごてが行方不明なので、新しいファンの配線と基盤からの線をねじり、その上を絶縁テープで保護して終了。 テキトーな仕上げで、ちょっと危ないかな? 生化人間には、どの程度危険かつかめませんが、とりあえず目を離して使うことはないので、これで良いでしょう。 |
結果、おそろしく静かになりました。スバラシイ。
eSATAの使い道を求めてのトライアルでしたが、結局不完全燃焼で終わってしまいました。
eSATAといえば、デスクトップ用の市販マザーでもデフォルトでeSATAコネクタを備えたものがありますが、あれで同じことをやるとどうなるんでしょうね。気になります。
※ASUS
N4L-VM DH(MYCOM記事)など。
−−− 他のPCでの事例 −−−
このページを見たユーザーさんからも情報が寄せられ、結局のところデル製ノート全般が怪しいです。
内蔵HDDを換装するため、M65に内蔵されていた2.5inch HDD(日立HTS721010G9SA00)をeSATA外付けにして測定した結果です。やはり頭打ちとなっています。内蔵時はMAX 55MB/sec出ていたそうです。
↓次は、新しくバルクで購入した3.5inch 日立製HDT725032VLA360をeSATAで接続。
フォーマット直後の計測。ここではなんとeSATA本来の性能と思われる速度が出ています。
↓ところが、現在測定すると頭打ち曲線の結果となるそうです。一度、ドライバを削除して繋ぎなおした際に、速度が上記の状態に戻ったそうですが、30分後には以下の頭打ちに戻ってしまったとのこと。
↓次のスクリーンショットはVista導入後の計測結果。HD TuneがVista非対応のため、右端が切れているみたいですが、頭打ちの状況は変わってないですね。
↓最後は、2.5inchと3.5inchを同時に計測し。スクリーンショットは3.5inch 日立製HDT725032VLA360のHD Tune結果です。微妙に速度が上積みされています。
その後、ぴっくさんからデルサイトからBIOSの新バージョン「A09」(改善内容にExpressCardの記述がある)をあてたところ、症状が出なくなったとの報告をいただきました。下の画像がその時のベンチ結果。
ただし、同じように2.5インチ HDDを繋ぐと、こちらでは頭打ち症状が出てしまうそうで、結論としては未だよくわからない状況のようです。
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blade1さんからの情報。blade1さんのMSI製ベアボーンノート「MS-1036」と、玄人志向のeSATAカードではきっちり速度が出ているそうです。ベンチ写真も送ってもらいましたので、以下に掲載。いよいよInspiron 9400が怪しいみたいです。で、さらに…
その後、dynabook AW6を借りた際に試してみました。結果、以下のような綺麗な結果が出ました。
これでパフォーマンスの出ない原因がInspiron
9400にあることが判明しました。デル曰く
「Intelチップセットの不具合があり、こちらの設計ミスではない」
らしいです。確たるソースをご存じの方はご一報ください。