ファイナルデータ (FinalData) レビュー

まえがき

突然パソコンが動かなくなる ハードディスク クラッシュ。パソコンを使っていると一度は遭遇するトラブルです。大切なメール、写真が見られなくなり愕然としますが、そんなときに壊れたハードディスクからデータを救出するのが「ファイナルデータ」です。

 ⇒ データ復元ソフト「ファイナルデータ」

ファイナルデータを使ってみる

※ すんなり行かないこともあります! 最初は試用版を使ってみてください

類似のフリーウェアもありますが(後述)、ファイナルデータは有料だけあって使いやすいのが特徴です。壊れたHDDを繋ぎ、初期画面の 「ドライブが正常に認識できない場合」 から壊れたドライブを選択します(型番不明なら容量から判断)。

ファイナルデータ (FinalData) ドライブ選択 ファイナルデータ (FinalData)

すると“ガガガガ”と音を立てつつ解析がはじまり(軽傷であれば数分で終了)、これまで見たくても見られなかった中身が出てきます。

ファイナルデータ (FinalData) ドライブ選択 ファイナルデータ (FinalData)

あとは復元したいファイルにチェックを入れて(フォルダ丸ごとでもOK)、別のHDDへ復元スタートです。右写真は復元されたオフィスのファイル。

ファイナルデータ (FinalData) ドライブ選択 ファイナルデータ (FinalData)

↓このようにちゃんと開くことができます。画像もファイル名を維持したまま救出されました。

ファイナルデータ (FinalData) ドライブ選択 ファイナルデータ (FinalData)

ファイナルデータ (FinalData) 買って良かった度

評価 5

無料の復旧ソフトもありますが、ファイル復元の手間が大幅に簡素化されることを考えると1万円の価値はあります。親類のなかで1人が持っていれば、2度3度と役立ちます。

注意点として、クラッシュが復元限界を超えていたり、未対応のフォーマットだった場合はファイナルデータでも復元できません。

そこで、復旧できるかどうかファイナルデータの無料お試し版で確認することができます。製品版と同様、ハードディスクの中身確認、さらにファイル内の文章も部分的に見ることができます。まずは体験版で復旧の確認をしたのちに製品版を購入することをお勧めします。
 ⇒ 無料体験版ダウンロード

 ⇒ データ復元ソフト「ファイナルデータ」

〜 ここからはファイナルデータ以外のサルベージ方法 〜

[番外編]専門業者に頼む

HDDがある限りクラッシュは付いて回るので、多くの復旧業者が存在しています。HDD解体に必要なクリーンルームまで備えた業者はごく一部で、代理店的な業者も多数存在します。責任重大なデータ復元の場合、業者が第一選択になってくるかと思います。

単純なエラーではなくハードディスクから異音が出る、いわゆる物理的なクラッシュを伴う場合、おおよそ10万円前後かそれ以上の費用がかかります。会社が費用を出してくれるならともかく、個人で頼むには気が引ける価格ではあります。

価格例 業者A
ファイナルデータ (FinalData) 復旧例1
価格例 業者B
ファイナルデータ (FinalData) 復旧例2

[番外編]ファイナルデータ以外のリカバリーソフト

探せば色々あると思いますが、私が使ったことのある2つを紹介。

HDD Regenerator(有料)

簡単に言えばハードディスクの不良部分に“使用禁止”マークを付け、読込を避けるようにするソフトです。「これで復旧した!」というケースもあるようです。

私も有料版を買って持ってますが、残念ながら 3,4台で試したものの成功したことがありません(たまたま?)。不良の範囲によっては作業完了に数日かかることもあります。
 → HDD Regeneratorを日本語で解説されているページ

以前はメーカーサイトからISOファイルをダウンロードし、起動CDを作って使う形でしたが、最新版ではWindows上から修復するモードもあるようです。軽度の損傷であれば、ファイルを抜き出す必要もなく修復が可能かもしれません(その後のHDD交換は忘れずに)。

バージョン1.51
ファイナルデータ (FinalData) HDD Regenerator1 ファイナルデータ (FinalData) HDD Regenerator2

バージョン2.11
ファイナルデータ (FinalData) HDD Regenerator 2.11

PhotoRec

これはファイナルデータ似のオープンソースソフトで無料で使えるのが大きな特徴です。
 → オープンソースで無料のファイル復元ソフト「PhotoRec」 - GIGAZINE

ただ、ファイナルデータほどキッチリ復元できません。私の経験としてあるハードディスクではファイナルデータでは10個のエクセルファイルを復元できましたが、PhotoRecでは5つしか復元できませんでした。

もう1つ問題なのが文字化けです。日本語の扱いを考慮していないらしく、ファイル名が意味のない文字列になってしまい、復元ファイルの中身も文字化けすることがあります。これは国産のファイナルデータと大きく違うところです。

ファイナルデータ (FinalData) PhotoRec

実際に復旧させたデータ。複数のフォルダにバラバラに収納されます。
ファイナルデータ (FinalData) PhotoRec復旧後1 ファイナルデータ (FinalData) PhotoRec復旧後2

dd_rescue、ddrescue

dd_rescueやddresuceといったフリーのデータ回収ツールも存在します。これらは“回収”がメインで“復元”はしないため、ファイナルデータのような復元ツールと組みあわせて使います。これらが使えると復旧の幅が広がります。

dd_rescue

ただこれは真っ黒な画面にコマンドを打ち込んで使うよく知った人向けのツールですので、慣れた人でないと難度が高いかと思います。

 → ddrescue - Wikipedia

ぶっちゃけた話、こういう作業が好きな人も世の中にはいますので、知り合いに該当者がいれば手土産片手にお願いするのが一番早かったりします。好きでも大変なのは変わらないので、お礼はしっかりとしてあげてください。お願いします(笑)

 ⇒ データ復元ソフト「ファイナルデータ」

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