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ライザーカード経由でPCIスロットが1つ使えます。 お借りした機には地デジチューナーが挿さっていました。 |
ではでは、REGZAに繋いでみます。
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初っぱな、何もせず出る画面はこんな感じ。 レビュー機なので多少設定が違うかもしれませんが、とりあえず3m離れて見ると、文字が小さすぎて全く認識不可能です。 あとREGZAはデフォルトで「オーバースキャン」モードのため、四隅が切れています。 |
まずはオーバースキャンから設定し直し。REGZAだとリモコンの「クイック」ボタンを押し、クイックメニューから フルサイズ切換 → ジャストスキャン とたどればOKです。
設定変更後、より綺麗な画面になりました。
どう違うか、まとめてみると、
オーバースキャン |
ジャストスキャン |
ブラウン管時代の映し方 |
解像度をあわせれば、dot by dot 表示 |
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にじみは無くなりましたが、アイコンと文字が小さすぎるので大きくします。
付属の@メニューという富士通のランチャーからもアイコンのサイズなどがいじれるのですが、お勧め設定はおろか、特大でもいまいち小さいのが難点です。42型 フルHDはあまり考慮されていないのかな。
残る手は自力設定。デスクトップ画面で右クリック、個人設定、フォントサイズの調整とたどり、DPIスケールをいじります。選択肢には「大きなスケール(120DPI)」がありますが、これでも小さかったので、カスタムDPI設定で最大の192DPIまで上げました。
いわゆるソニーのXMB(クロスメディアバー)などが想定する「10フィートUI」の世界になるわけですが、DPIを大きくするといっても17型WUXGAのパネルで上げるのとは感覚が全く違いますね。
標準サイズに対する割合、200%設定
アイコンのサイズ設定はVistaになって場所がわかりにくくなってますが、「ウィンドウの色とデザイン画面」を出すと、下辺に詳細設定へのリンクがあります。右写真はアイコンでかくしすぎました。
これぐらいが個人的にはちょうどいいですね
◆ ブラウザ IE7とFirefox
IE7はDPI変更後、勝手にフォントサイズが大きくなりますが、Firefoxは変わらなかったので手動で文字サイズを変更します。画像を多用しているページや、CSSの構成具合ではレイアウトの崩壊するページもありますが、読めないほどではないです。十分居間で使えるレベルです。
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◆ メディアセンター 元来10フィートを想定してデザインされたメディアセンターだけに、さすがに使いやすい。メニュー構造自体は賛否両論あると思いますが、サイズ的な面ではまったく不自由なく使えます。 |
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◆ iTunes 今回はTEO内にはデータベースは移行せず、外部のiTunesサーバーを参照していますが、DPI設定変更後はiTunesのフォントサイズも変わり、何もいじらずに普通に使えます。 |
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◆ その他 MS IMEもそうですが、高DPI設定を想定していないアプリが結構多いです。10フィートで全く普通のパソコンと同じように使おうとすると、色々と面倒くさいのは間違いないです。 スクリーンショットを忘れたので写真にて。Aと般の文字が小さくなってます。メニューフォントをいじれば良かったか? |
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◆ おまけ ニコ動を見てみる。テレビで見ると不思議な感じですが、ブラウザ上で完結するので特に問題は無いです。家族で見るネタはあんまり無いですが... ちなみにREGZA自体もブラウザを備えていますが、フラッシュ非対応なので、今のフラッシュ普及率を考えると厳しいものがあります。 |
マウスは付属せず、タッチパッド(名称「フラットポイント」)付きのキーボードが付いてきます。赤外線ではないので、どこ向いていても反応します。富士通はノートではキーボードが良好なことが多いメーカーですが、これに限ってはタッチパッドのボタンも含めてクリック感がとぼしく、キータッチはあまり良くないです。
リモコンは赤外線式。コンパクトなのでマウス代わりにしたいところですが、マウスに似た操作はできるもののそれもアプリケーションによりけりで、対応しないアプリでは「リモコン操作は現在できません」と表示され、カーソルも動かせなくなります。
対応アプリでもカーソル動作はカッカッカッカッ!と小刻みな動きになり、リモコンで全てをこなすのは難しいです。キーボード横のタッチパッドを使うことになりそうです。ちなみに、タブブラウザ「Lunascape」の特別版がTEOに入っており、リモコンでのブラウジングはこれを軸に考えられているようです。
うーん、うるさいです。
またか、と言われそうですが、またです(^^;
LANDISK
Homeが60dBA後半でしたが、TEOは60dBA前半の音がほとんど常時CPUファンから出ます。
HDDレコーダー(RD-XS24)が我が家に来た際も、後ろにファンが1つ付いているのでうるさいなぁと思ったものですが、感覚的にはRD-XS24の3台分ぐらいの音がします。
電源オフ時 |
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動画付き(10秒 WMV 284kb) |
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※ 騒音計が感度の悪い安物ということもあり、蹴茶レビューでは排気口の間近で計測しています。
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電源ファンも小径ですが、電源ユニットの内側に付いているので少し離れて聞く分にはあまり気にならないです。 音が混じっているのはわかるので、聞こえないわけではないですが。 |
中を見ると音の原因は一目瞭然ですが、小ぶりのヒートシンクを、小ぶりのファンで冷却しています。これだと、いくらモバイルCPUを積んでも負荷が続けばファン音は大きくなってしまいます。
ファンの型番はDELTA製「AFB0712MB」(電源もDELTAです)。こちらのページによるとAthlon 64 X2 4600+のリテールファンとしても使われているようです。7cmファンで、0.24A、MAX 3300rpmとなれば、音が大きくて当然といえます。ヒートシンクとファンをもうちょっと大きくして欲しかったですねぇ。
たぶん開発の方も、筐体の低さと、コストの二重苦で渋々こうなってしまった気がしますが、薄型筐体で静音、という自作では難しい条件だからこそ、メーカー製の地力を見せて欲しかったところです。
音が問題なら、使っていないときはスリープさせてしまえ!と積極的にスリープを使ってみました。
スリープに入ると静かなのですが、寝てしまうと当然ながら共有フォルダにアクセスできなくなります。そこでWakeup On LANでリモート起動を試みましたが、完全に電源が切れていると起動するのですが、なぜかスリープから復帰しない(^^; うーん、失敗。
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常時起動させていれば、ShowMyPCなどを使って簡単にリモート操作できます。標準のリモートデスクトップよりは重いので、ShowMyPC使用時はTEOのAeroは切るなど簡素化した方がレスポンスが良い気がします。 リモートデスクトップの方がなにかと便利っぽいですが、OSがVista Home
Premiumなのでクライアントにはなれますが、サーバーにはなれません。 |
アイドル時だと50W台前半。
スリープさせずに丸々1日24時間つけっ放しにしたとすると、約600円/月の電気代がかかる計算です。
動かしてないですが、地デジチューナーカードがささってることを考えれば順当なところだと思います。
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ちなみに、 |
LANDISK Tera 改 (HDD x 4) |
52W |
(スピンドルを止めていないアイドル時) |
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LANDISK Home (HDD x 2) |
40-41W |
ファイルサーバーとしてはLANDISKより間違いなく高速です。Netperfを使うのがポピュラーみたいですが、ずぼらして単純に4GB超のISOファイルのやりとりをストップウォッチで計測。何回かの平均をだした感じでは、
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平均値 |
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LANDISK Tera |
10.85 MB/s |
LANDISK ←→ Inspiron 9400 (XP, GEX-1000T装備) |
TEO |
24.18 MB/s |
TEO (Vista) ←→ Inspiron 9400 (XP, GEX-1000T装備) |
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※ケーブルはCAT6 (PCi製), 間にはHubのみが挟まる CG-SW05GTPL(corega) |
とおおよそ2倍の速度がでます。
4GB台のISOファイルだと、TEOで約3分前後で移動。LANDISK
Teraだと6〜7分かかります。
騒音を許容できるのであれば
とりあえず騒音です。賑やかな店頭では全くわからない騒音ですが、いざ夜のリビングにもちこむとその存在感は相当なものです。個室ならいけるかもしれませんが。側で寝ている人がいると、ちょっと使いづらい。身近なもので他にイメージしやすい音源というと...うちの空気清浄機の「中」が同じぐらいの音です。
あとこれはライトユーザーにとっての障害だと思いますが、@メニューなどカスタマイズ機能が弱い。対象として、32インチ程度を想定しているかもしれませんが、急速にテレビの大型化が進んでいるので、これも現状にキャッチアップしないと使い物にならないと思います。ベテラン勢は自分でいじっちゃうでしょうが。
→ 昨年のデータですが、大型パネルの割合
今後、薄型テレビの普及と共にリビングPCへの需要も着実に増えると思います。CPUクーラーの静音化や、VAIO TP1のようなACアダプタの採用など、より一層の進化を期待したいところです。
⇒ DESKPOWER TEO (富士通WebMart)
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マウスの「MDV MediaServer 100S」もお借りして、騒音、消費電力等を比較したかったのですが、残念ながらこちらはレビュー機がないとのことで断念。
マザーボードはGigabyte製? 型番「GA-600ME3-RH」自体は検索でもわからなかったのですが、Gigabyteっぽい型番です。色もGigabyteが好きな青系。なにやら怪しい銅線が(^^;