ドスパラ GALLERIA QF675MX レビュー

ドスパラのハイエンドゲーミングノート「GALLERIA QF675MX」。

その実態は台湾MSI社のベアボーンです。MSIは最近ゲーミングPCに大変力を入れている筆頭メーカーなのですが、国内販売を本格化させているASUSなどと較べると入手性が悪く、ドスパラで扱っていただけるのは大変にありがたい。

 ⇒ GALLERIA QF675MX

筐体  
筐体帯

正面から。画面周囲の保護ビニールを外していないので、テカテカ映ってます。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 筐体写真1

天板は光沢ブラック。中央部にGALLERIAのロゴが入っています。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 筐体写真2

底面はこんな感じ。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 筐体写真3

マニュアル  
筐体帯

ベースになっているのはMSIの GT60 (MS-16F3) です。

ドスパラが同梱してくれているマニュアルは汎用的なもので、細かい疑問には応えてくれません。一方、製造元のMSIが仔細なマニュアルを公開しており、これが役立ちます。

ドスパラのマニュアル
ドスパラマニュアル

分解マニュアル [PDF]
MS-16F3 分解マニュアル

日本語マニュアル [PDF]
MS-16F3 日本語マニュアル

参考
 → Review Deviltech Devil 6700 (MS-16F3 barebones) Notebook - NotebookCheck.net Reviews

キーボード Poor
筐体帯

キーボードは最近非常に多いシンプル形状の浮石タイプ。

キーの形状がひねりのない真四角なため、わずかに角で引っかかる感じがあり、気持ちよく打てるかというと少々マイナス。あとテンキー側は中空感があり、打った時にポコポコと太鼓を叩くような感触があります。

ドスパラ GALLERIA QF675MX キーボード配置

見た目、キーボードの色気があんまり無いですが、実際打ってみると打ち漏らすこともなく、タイピングゲームでもなかなかの好成績を収めてくれます。

写真のようにキーの端を押してもちゃんと拾ってくれます。当たり前の話のように思いますが、これができないノートは意外に多いです。

ドスパラ GALLERIA QF675MX パームレスト

液晶  
筐体帯

液晶は上下から覗きこむとで大きく画質が変わるTNパネルです。左右もIPSに比べると視野角は狭いのですが、気になるほどには変わりません。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 液晶1
ドスパラ GALLERIA QF675MX 液晶2
ドスパラ GALLERIA QF675MX 液晶3

やや青が強め。色域はかなり広いです。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 液晶ガメット 色域

コネクタ  
筐体帯

ドスパラ公式画像を引用します。
背面にコネクタがこれだけあるのは最近では珍しいです。

ドスパラ GALLERIA QF675MX コネクタ写真

ドスパラ GALLERIA QF675MX 側面コネクタ

ドスパラ GALLERIA QF675MX 背面コネクタ

GPU切り替え  
筐体帯

キーボード上にあるLED。ドスパラのマニュアルにもサイトにも説明がないのですが、MSIのマニュアルによればこれはGPU切り替え機能である「NVIDIA Optimus」の動作状況を示しているとのこと。

特にGPU負荷が高くないアプリでは白く光ってますが、ゲームなどGPU負荷の高いアプリが起動するとライトは黄色(オレンジに見える)に変わり、「NVIDIA Optimus」によって GeForce GTX 675MX に切り替えられます。

ドスパラ GALLERIA QF675MX GPUモード

ドスパラ GALLERIA QF675MX GPUモード解説

その他 Good
筐体帯

プリインストールはかなり少ない

ドスパラ GALLERIA QF675MX software 1ドスパラ GALLERIA QF675MX software 2

その他  
筐体帯

CPU-Z。モデル名は「MS-16F3」

ドスパラ GALLERIA QF675MX cpuz 1ドスパラ GALLERIA QF675MX CPUZ 2

GPU-Z。
Intel HDG 4000とGeForce GTX 675MX、両者の情報が見られます。

後段の画像は3DMark (2013)を回したあとの最高値。
室温は20℃前半ですが、87℃まで達しています。夏場はちょっと怖い数値です。

ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 2ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 1

ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 3ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 4

ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 3ドスパラ GALLERIA QF675MX gpuz 4

3DMarkスコア。ドライバ更新でスコアアップします。
本機のように最新GPUを搭載している場合はドライバで大きく変わってきます。

ドスパラ GALLERIA QF675MX 3dmark 1ドスパラ GALLERIA QF675MX 3dmark 2

最も重い、FIRE STRIKEはさすがにカクカク。
その他ICE STORM、CLOUD GATEの動画はこちら

GALLERIA QF675MX 3DMark (2013) v1 - YouTube

スペック  
筐体帯
プロセッサCore i7-3630QM (2.4Ghz)
GPUIntel HD Graphics 4000
GeForce GTX 675MX
ストレージ東芝 MQ01ABD100 (HDD)

 3 /5
筐体帯

〜 一歩下がったおかげで価格性能比アップ 〜

目下の最上位GPUは GeForce GTX 680MX ですし、SLI構成でもありませんが、この一歩下がったポジションの方がコスパは高くなります。現にドスパラ価格も13万円台からとお手頃な設定になっています。

CPU性能は日常動作には十分だと思うのですが、今回の機体はHDD搭載ということもあり、モッサリ感が出ていました。注文される場合はSSDを選びたいですね。

〜 気になったのはキーボード、液晶、低負荷時騒音 〜

致命的な弱点はないのですが、代わりにキーボードが気になってしまいました。タイピング感を期待して買うとがっかりするかもしれません。ノイズの大きさはハイエンドGPU機の宿命ですが、低負荷時はもう少し抑えて欲しかったです。

一方でてんこ盛りにされやすいプリインストールが少ないのは好印象です。あとソフト面ではNVIDIA Optimusが悪さをする可能性がありますが、これはMSI機に限らない話ではあります。

主な減点要因としてはキーボードと平常時のノイズ、あと液晶。液晶の発色は比較的良好ですし、反応速度などを考えるとTNの方が都合のいいこともありますが、個人的にはIPSを載せて欲しかったかなと。あと最低限のマニュアルはPDFで良いのでMSIではなくドスパラから公式提供していただきたいです。

 ⇒ GALLERIA QF675MX

蹴茶 3Dゲームをノートで