9600を上回る性能、MobilityRADEON 9700の実力
注文するぞ!「MobilityRADEON 9700 搭載」 日本でも多くのPCショップで購入することができますが、今回ドスパラでベアボーンの在庫に遭遇したことをきっかけに、蹴茶も買っちゃったので簡単なレポートをアップします。
Helios Pro 9700 到着!届いたダンボール箱は単なるPCケースでも入っていそうな雰囲気ですが、中からはさらにダンボールが。
さらにダンボールを開けると、中は備品の詰まった薄い箱と本体、そしてPrimePCのマニュアルが入ってます。間違ってもカラーのイラスト豊富なマニュアルなどを期待してはいけません。そういったコストをかけないがゆえの低価格ですしね。もちろん、ドライバ類の入ったCD-ROMも付いていますよん。
Clevoな外観ノートの外観いたって普通。デザインは良くも悪くもないといったところかな。キータッチは‘やや固め’で、キーの色は旧Lavieのような半スケルトンを少し濃くしたような色をしています。がんがんタイプする人なら問題ないと思いますが、ソフトにタイプする方だとちょっと重く感じると思います。このあたりはベッドのマットレス同様、固い方がいいという人もいれば、柔らかい方がいいという人もいる難しいところですが、東プレっぽい滑るようなキータッチを求めるとガックシくるので要注意。
両サイドにはコネクタが一切ありません。コネクタ類はぜんぶ背面で、右の拡張ベイにはDVD/CD-RWドライブと、各種メモリーカードを読めるリーダーがついています。ショップ(ツートップだったかな?)によってはここをカードリーダーではなく、FDDにしているところもあるので、フロッピーがいい人は当たってみましょう。左にはPCカードスロットが付いています。
冷却システム裏面はスゴイですよー なんと3つも冷却ファンが付いています。 中には銅っぽい色が見えます。おそらくヒートシンク? 裏も外気を吸いやすいように、かなりの隙間が空きます。 「Low-k」と呼ばれる、低誘電層間絶縁膜技術を採用したことにより消費電力を抑えたとはいえ、最大で7-8Wもの消費電力があるM.Radeon 9700。初代のM.Radeonが1Wを切る程度の消費電力だったことを考えれば大きな発熱です。さらに 3Ghzを越えるPentium4も膨大な熱を出します。 その消費電力は約80Wにも達し、実際にはこれらに加えてHDDやチップセットからの発熱も抑えないといけません。これらを1つか2つのファンで冷やすとなると、その回転数たるや大変なことになります。そういった意味では変にこだわって冷却ファンの数を削るよりも、余裕を持った数で冷やす方がパーツへの熱負担を減らし、また高回転で回さなくて済むことによる高周波ノイズの低減といった効果を導き出しています。 CPUが気の利いたクロック調整ができないデスクトップ用だからだと思いますが、冷却ファンはずっと回りっぱなしです。高周波ではないにしても、冷却ファンの総ボリュームは大きいので覚悟はしておいてください。あと、位置的に机上のホコリを吸い込むのでファンの掃除は忘れずに。 ファンはあればあるほどコストはかさむはずで、冷却にコストをかけているのは間違いなさそうです。 → 第二篇 (液晶) |