![]() |
![]() |
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
|
|
質実剛健筐体。 個人向けはPavilionが表に立っていますが、マニア向けならこちらも負けず劣らず人気が出そうな渋い筐体です。 ラッチ付きですが、片手で天板を持ち上げあれるのもポイント高し。片手天板はひさびさです。 |
このモデルにもHDMIがあります。USBも4つと15.4型としてはまずまずの数を確保。
eSATAとかあれば、大容量データのやりとりも楽ですが、それはさすがに無いです。
右側面
左側面
前側面
背面
片手で開けられる
90W 直挿しコネクタ込みで357g
|
|
|
アイドル時は28W(輝度最大)〜33W(輝度最小)。
液晶の輝度差で5W程度違います。
CrystalDiskmark 1.0でのスコアです。1.0ではRandamテスト(下の2段)での不具合が確認されていますが、手元に実機がないため参考値として残しておきます。
→ CrystalDiskMark 1.0/2.0 のバグについて(まとめ)
|
|
|
これはいい配列だと思います。
キータッチもわずかな違いですが、8710wで気になった押し初めの固さが無いのでクリック感も良好。
ただ、またまたパームレストが熱い。
8710wを上回る熱さで、最近では群を抜いて熱かったChronos
ISパームレストに近い熱さを持っています。
ポイントスティックは8710wと同じ。
タッチパッドの3ボタン機能も一緒で、あまり使い勝手がいいとは言えません。
設定次第でThinkPadのように、スクロール機能に割り当てれれば文句ないのですが。
ただし、ボタンの感触は8710wとは全くの別物。あの8710wのフニャフニャボタンはなんだったのでしょう...固すぎず、柔らかすぎず、好きなクリック感です。断然8510wの方がよろしいです。
|
音量、無線LAN、プレゼンモードへの切り替えは、8710wと同じタッチ式。キーボード上の黒帯がセンサーです。 タッチ式の問題点は、Windowsが起動しないと使えないのもさることながら、音量の微調節が上手くいきません。反応の悪いiPodのクリックホイールみたいなものです。またフルスクリーン時に音量調節をすると問答無用でフルスクリーンが解除されてしまうことがあります。 |
|
邪魔!(^^; いや、装置はあって欲しいのですが、彫りが浅いので、ついつい右手が触れて誤作動します。逆に彫りが深いと、今度は使いにくくなるので、深さは難しいですね。 キーボードの上に持ってきてくれたら良かったのですが。 |
ちなみに、指紋認証のユーティリティはHP謹製のものです。
そのため、最大手UPEK製ユーティリティで問題なかったSleipnirで使えませんでした。FirefoxはOK。
デフォルトだと、指紋認証無しに、確認ダイアログだけが出てくる設定になってます。
右写真の設定にすると、サイト毎に指紋認証でパス入力となるようです。
今回の機体には15.4型 WUXGA非光沢液晶が載っています。
ドットピッチが精細なこともあり、高解像度の写真などはとても綺麗です。モニターIDからするとSamsung製のようですが、確かにSamsungらしい画質ですね。ぎらついた感じがなく、色合いはLG製ほどコッテリ綺麗な感じはせず、良くも悪くもあっさりした発色です。緑、赤も綺麗にでています。
おそらくこれもTNパネルゆえ、視野角の上下は狭いですが、問題ないレベルです。
※ 写真は‘見たまんま’は写せていません。参考程度にみて下さい。
|
|
|
|||||||||||||||
正面 |
|
横から (水平の視野角) |
|||||||||||||||
|
|
|
|||||||||||||||
|
|
|
|||||||||||||||
|
|
|
|||||||||||||||
|
|
|
|||||||||||||||
|
|
|
音は8710wと似たような感じです。総発熱量は8710wより若干少ないと思いますが、8510wでもファン音は70dBAを超えてきます。3DMark中は62W〜65Wを行ったり来たりでした。
低回転 62.0〜62.5dBA
中回転 64.5〜65.5dBA
高回転 69.5〜70.5dBA
ここが8710wと決定的に違うところ。OpenGL向けのQuadroドライバですが安定してます。XP用という枯れた品質が良かったのだと思いますが、GDDR3と思われるメモリクロックも影響し、スコアは上々です。
今回は全て3回計測の平均値です。返却したあとに三國無双を計測してないことに気付き、時既に遅し。すみません。
|
3DMark06 |
3DMark05 |
3DMark03 |
FF11 v3 |
||
標準 |
高画質 |
|||||
101.63 |
3904 |
8002 |
12310 |
6709 |
− |
− |
Specviewperf 9も3回の計測でほとんどスコアがぶれず、至極安定。
|
3dsmax |
catia |
ensight |
light |
maya |
proe |
sw |
tcvis |
ugnx |
Specviewperf 9 |
3904 |
8002 |
12310 |
6709 |
59.99 |
33.4 |
39.8 |
13.2 |
12.5 |
最近、軍人キャラを新生しました。前のキャラも育ってませんが...そんなに重くないゲームなので、シングルプレイですが1920×1200 32bitでも問題なし。海戦も画面が広大なので快適。
スケーリングを固定して、解像度を1600 x 1200に設定。蹴茶は高解像度が一番しっくりきます。
動作はまったく問題なし。至極快適です。
ファンタジーアースZERO プレイ動画 動画ツール「Fraps」の設定ミスで、マイク入力も拾ってしまい、妙な音になってしまいました。FEZは最近忙しくて遠のいており、あとから見ると優柔不断な動きがなんとも... |
ちなみに、ファンタジーアースZEROは50人 vs 50人のPvPが繰り広げられるゲームで、推奨環境はこちら。もともとスクウェアエニックスの元で開発されいたゲームでしたが、現在もGamePotが運営。版権はスクエニが持ってます。PvP好きな国民性もあり、中国進出計画が進んでいるようです。
8700Mでも重いロスプラですが、案の定デフォルト設定だとマトモに動きません。デフォルト設定、解像度だけを
800 x 500 まで落とすと一応快適ラインのFPS 30を確保。画像が粗いのなんの(^^;
普通に8510wには手に負えないゲームですが、どうしても遊びたいなら、解像度以外も色々落とした方が良さそうです。
Vistaではないので、今回はStartupInspectorで調査。
|
蹴茶の個人的評価まとめ。
端的に言えば、気になったのはパームレストの熱、騒音、指紋認証の位置。キーボードの配列が良く、かなり気に入ったモデルです。いわば上品なChronos ISですね。
WinXPのおかげで、ソフト面も安定性が高いです。
Chronos ISが在庫切れで廃版になった今、ちょうど手頃な非光沢モデルですが、セキュリティ関連のコストが入っているためか、高いのが最後にして最大の難点ですね。
チェック箇所 |
評価 |
○ 良い点 × 気になった点 |
筐体 |
|
○ 剛性があり、片手で天板をあけられる |
キーボード |
|
○ 多くのキーが独立し、大きさもきっちり確保 |
排熱 |
|
× パームレストの熱。凹凸が全くないので余計に熱い |
液晶 |
|
○ 高精細、発色もまずまず |
騒音 |
|
× 筐体の厚みとトレードオフですが、ファン音が大きめ |
ゲーム |
|
○ 順当にGeForce 8600M相当の性能を発揮 |
総合 |
4 |
パームレストの熱をギリギリ許容できると判断して4つ |
× 小問題 × 大問題 |
パームレストの熱は、部材を工夫するかエアフローを変えるかで改善して欲しい点です。ただ騒音は筐体を変えないとダメかもしれません。筐体が分厚くない方がいいのか、筐体を厚くしても静粛性を取るか。8510wのコンセプトとして、ThinkPad T61p対抗的なところがあるので、なるべく薄く凝縮感あるこの形になったのだと思います。
CPU、GPUを冷たくするという手もありますが、こればっかりはHPがどうこうできる物でもないので、Intel、NVIDIAに頑張ってもらうしかないですね。スペックを下げるというのもひとつですが...
⇒ HP 8510w
HP direct+
→ http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0719/hp2.htm
|
いまいち使い切れなかったので、とりあえず画像だけ掲載。
時間がとれれば、少し調べて書きます。
QuickLaunchは各種設定ツール。DPI変更なども担当。
大きくはなるにはなりますが、アイコンが崩れすぎな気も。